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韓国今度は「タイヤ大乱」か。最大手の工場が火事でシャットダウン

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2023年03月12日、『韓国タイヤ』の大田工場で大規模な火災が発生しました。

火元は「タイヤ半製品を成形した後熱を加えて蒸す工程」を行っていた第2工場ですが、これが大きな火災となって燃え広がり、原料工場まで延焼。

↑『韓国タイヤ』の火事を伝える『YTN』のYouTubeチャンネル

14日、『韓国タイヤ』は、火災に遭った第2工場のみならず、第1工場も止め、大田工場全体の操業停止を判断しました。

問題は、太田工場の生産量が非常に大きいということです。

同社グローバル売上の20%を生産し、韓国内販売比では35%を占めます。年間生産能力は9,000億~1兆ウォンに達するのです。

今回の火災で、新車用のタイヤ21万個(5万2,500台分)が炎上したとのこと。

韓国内のタイヤ市場での社は、『韓国タイヤ』『ネクセンタイヤ』『クムホタイヤ』の3社でシェア90%。まずいことにこの中で『韓国タイヤ』のシェアが30%と最も多いのです。

――というわけで、韓国では今度は「タイヤ大乱」が起こるかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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