中国は、国産の旅客機「C919」が初めて就航したとして祝賀ムードです。以下のように、英語版御用新聞『Global Times』も誇らしく第一面で扱っております。
⇒参照・引用元:『Global Times』「中国のC919旅客機が初の商用飛行を完了、ハイエンド製造業における自己革新への中国の努力を示す」
(自由主義陣営国から目の敵にされるので)最近とんと言わなくなった「中国 製造2025」の中でも、旅客機を自国で開発することはうたわれています。
「中国製造2025」とは?
中国は世界の工場と呼ばれてきましたが、ただの工場から脱却するために「中国製造2025」(元の中国語では「中国制造2025」と表記)という目標を掲げて推進しています。ちなみに、このスローガンは英語表記では「Made in China 2025...
中国はお祝いムードなのですが、韓国メディアは冷ややかです。例えば『毎日経済』は以下のように書いています。
(前略)
28日(現地時間)、『CCTV』など現地メディアによると、『中国東方航空』のC919旅客機が同日午前10時32分、乗客130人余りを乗せて上海虹橋空港を離陸し、2時間余りで北京首都国際空港に着陸した。(中略)
自国製商用旅客機の初飛行成功に、虹橋空港と首都空港には大型レッドカーペットが敷かれるなど、自祝の雰囲気が大陸を揺るがした。
(中略)
ただし、初の国産旅客機であるC919は、主要部品の多くをアメリカ合衆国に依存しているという。『米国戦略国際問題研究所』(CSIS)によると、当該旅客機の主要部品の約60%は合衆国産であり、一部品目はパナソニックなど日本企業製品が使用されたという。
「自祝の雰囲気が大陸を揺るがした」と書きながら、「約60%が合衆国製」「日本企業の製品も」とする書きように冷やかす気持ちがあふれています。
では、韓国製、純国産とうそぶく「KF-21 ポラメ」はどうなんでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)