2022年02月04日(金)の韓国株式市場が締まりました。15:30現在、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
旧正月明けは2日続けて上昇で締まりました。KOSPIは「2,750」まで戻しています。
投資家別売買動向は以下です。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2022年02月04日15:30現在のものです。
個人投資家は「4,336億ウォン」の売り越し(笑)。対する個人投資家は「1,373億ウォン」の買い越しです。
個人投資家は底で買い越した分を売りにいったようです。
これで2022年02月第1週目が締まりましたので、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます。
旧正月の連休がありましたので、第1週目の足を構成するのは02月03日・04日だけですが、週足で見ると、これまでの下りからの反発週だったことが分かります。
チャート的にはこれだけで再上昇のトレンドを作るという確信は持てません。以下のフィボナッチを当てた週足チャートをご覧ください。
2020年03月から始まった上昇トレンドは一つの長い上昇波と捉えると、ちょうど「38.2戻しのライン」にヒゲがかかって跳ね返っています。今週は陽線ですが、むしろこの「38.2戻しのライン」を再度試しにいくのではないか――と見ることもできます。
面白いことに、この38.2戻しライン近傍にキリ番の「2,600」があるのです。これが破られると50%戻しラインまで下落するかもしれません。
来週が楽しみです。
追記
2022年02月07日(月)の韓国株式市場が開きましたので、KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)