韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首は、すでに検察から起訴、疑惑を追求されている真っ最中です。
「大統領選挙期間中に虚偽の事実を述べた」というのは、その一つです。
この件では、疑惑も何も「ウソを言った」のは明白です。
本件は城南市の都市開発疑惑に絡んでいます。
李在明(イ・ジェミョン)さんは、大統領選挙中の2021年12月、疑惑についてメディアから聞かれ、「(彼は)下級職員なので(自分が城南市長時代には)故キム・ムンギ元城南開工処長※を知らなかった」と述べました。
※キム・ムンギさんは、当時『城南都市開発工事処』の処長で開発事業実務者で、疑惑が提起された後に自死されました。
市長がそんな下っ端の職員なんぞ知るか――という主旨の鼻持ちならない主張ですが、キム・ムンデさんと一緒にオーストラリア・ニュージーランドに出かけ、一緒にゴルフを楽しんでいたことが発覚。
証拠写真も出てきました。
↑キム・ムンギさんの遺族が公開した「オーストラリア・ニュージーランド出張」時の写真。奥左端がキム・ムンギさん。手前右端が李在明(イ・ジェミョン)さん。
上掲にとおり、一緒にオーストラリア・ニュージーランド視察旅行に出かけ、ゴルフをプレーしたことが判明しています。2人きりでカートに乗ったことまで分かっています。
これで「知らなかった」などという話が通るわけはありません。キム・ムンギさんを「知らない」と言ったのは、ウソを言ったことになるので「公職選挙法違反」です。
しかし、2023年08月11日、ソウル地裁で開催された公職選挙法違反容疑の第10回目の公判に出席した李在明(イ・ジェミョン)さんが――
「政治をする人は名前と顔を知らせることが一番重要だが、私は2006年の選挙から城南全域に機会があるたびに名刺をほぼ70万~80万枚配った」
「誰かが私の名刺を持っているからといって、その人と関係があると見るのは難しい」
「(人との)接触が多すぎて、相手は覚えていても自分は覚えていない場合が多い」
「イベントで会ったり、一緒にご飯を食べたとしても覚えていないため、顔認識障害だと非難されることもある」
――と述べたとのことです。
「顔認識障害」というのは、「相貌失認(失顔症)」のことを言っているのだと思われますが、人の顔が覚えられない、分からないという症状」を引き起こします。
「相貌失認は、脳の顔領域の障害や機能の低下によって起こる」とされており、基本的に治療方法はありません。
写真が出てきて言い逃れができない状態なので、ついに「顔認識障害(といわれることもある)」などと病気を持ち出しました。よくそれで今まで政治家が務まったものですが、病気であることは確かでしょう。
ただし、「相貌失認」ではなく「うそつき」という病気です。
(吉田ハンチング@dcp)