「いわゆる徴用工」問題において、国際法違反の判決を主導した、最凶最悪の大法院(最高裁判所に相当)院長、金命洙(キム・ミョンス)さんがいよいよ退任となります。
2023年09月24日に任期切れでお払い箱です。
↑韓国の大法院がわざわざ日本語で出した「いわゆる徴用工」問題の判決についてのプレスリリース。金命洙(キム・ミョンス)大法院院長の名前があることをご確認ください。文在寅政権に阿って出した国際法違反の判決です。
2023年08月22日、韓国尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、次の大法院・院長として李均龍(イ・ギュンヨン)現ソウル高等法院部長判事を指名しました。
李均龍(イ・ギュンヨン)さんは、『ソウル大学』法科で尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの1年後輩です。保守寄りの人物とされており、李均龍(イ・ギュンヨン)が承認されれば、文在寅政権下で乱発されたいい加減な判決もやっと終わることになるでしょう。
先にMoney1でもご紹介したことがありますが、大法院院長の任期は6年間です。また、下級裁判所の指揮・監督権を有し、裁判官の任命権も持ちます。つまり、大法院院長は司法において非常に強い権限を持っているのです。
これで尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は、大法院のTopを押さえます。裁判所の最も川上を確保することになります。次は大法院の判事の取り替えです。
李均龍(イ・ギュンヨン)さんが大法院院長になれば、キム・サンファン裁判所行政処長を除いて、保守系5人、進歩系5人、中道3人の勢力図となります(判事は計13人 + 行政所長1人で計14名が定員)。
ご安心ください。金命洙(キム・ミョンス)さんが退任した後、2024年にも6人の大法院の判事が交代します。尹大統領の任期内に大法院判事(院長を含む)14人のうち13人が交代することになります。
これは、大法院判事の全取っ替えと同じです。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の任期内に左派・進歩系の判事は一掃されることになるでしょう。
民弁出身のおっかしな判事が一掃され、やっと思想的に偏向した判決を阻むことができます。この流れは、大法院から各下級裁判所にも及ぶことが期待されます。
(吉田ハンチング@dcp)