韓国メディア『NEWSIS』に興味深い記事が出ています。
元データは、『共に民主党』のシン・ヒョンヨン議員が『国民健康保険公団』から入手したものとのことですが、中学生(13~15歳)で肥満、糖尿病(2型)、高血圧、脂質異常症と判定される人が増加している――というのです。
以下をご覧ください。
2018年 ⇒ 2022年
肥満:3.13倍
糖尿病(2型):1.69倍
高血圧:1.26倍
脂質異常症:1.87倍
これも栄養がよく足りているということなのでしょうが、先進国ではあまり褒められたこととはされません。病気のリスクが高まるからです。
コラムニストの泉麻人先生が書いていらっしゃいましたが、日本で「肥満」という言葉が登場し、社会的に話題になったのは昭和40年代のことだそうです。
当時、小学生で太り気味だった泉先生は、親御さんと一緒に服を買いに百貨店に行った際に、フロアに「大肥満体」「中肥満体」「少肥満体」というコーナー分けがされており、げんなりしたそうです。
ちなみに泉先生は「中肥満体」の服だったとのこと。
小学生の栄養摂取が過剰気味になったのはこのころだったのでしょう。
泉麻人先生は子供のころから洒落の分かる方で、当時流行っていたグループサウンズをまねて小学生時代にバンドを組んだそうです。
クラスのみんなにワーキャー言われたそのバンドの楽曲は『むくんでるね』というタイトルだったとのこと。
韓国の中学生の皆さんも肥満にはご注意ください。
(柏ケミカル@dcp)