最凶最悪の金命洙(キム・ミョンス)大法院(最高裁判所に相当)院長がやっと退任した後、李均龍(イ・ギュンヨン)さんが院長候補となっていたのですが、任命同意案が国会本会議で(『共に民主党』の多数票によって)否決されました。
※「いわゆる徴用工裁判」において国際法違反の判決を出した大法院院長としてこの名前を覚えていてください。韓国が法治国家などでは決してないことを全世界に知らしめた人物ですから。
李均龍(イ・ギュンヨン)さんの次に尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が指名したのは、曺喜大(チョ・ヒデ)さんでした(下掲写真)。曺喜大(チョ・ヒデ)さんは元大法院の判事を務めた人で、いわば古なじみの職場のTop候補になったことになります。
この曺喜大(チョ・ヒデ)さんもどなるやら――だったのですが、2023年12月08日、任命同意案が国会本会議で可決されました。
法務部長官と共に韓国司法の最高位となる人物が75日間も空白だったのですが、ようやく最高裁判所の長官が決まったわけです。
大法院院長の空席は埋まったのですが、問題は任期です。
曺喜大(チョ・ヒデ)さんは1957年06月06日生まれで現在は66歳。実は、大法院院長の定年は70歳なのです。そのため、曺喜大(チョ・ヒデ)院長の任期は、2027年06月05日までとなります。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の任期後ですので、次の大法院院長は尹さんの次の大統領が指名することになります。
もし左派・進歩系の大統領が誕生していたら、また左巻き院長が登場することになるかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)