韓国「韓東勳 vs 李在明」直接対決。下衆な態度を見せた『共に民主党』

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2024年04月に行われる国会議員総選挙が迫り、韓国政界が風雲急を告げています。

政府与党『国民の力』は、非常対策委員会の委員長に韓東勳(ハン・ドンフン)さんを指名。26日に就任した韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は、印象的な所信表明を行いました。

金議長とジャブの応酬

2023年12月29日午前中、韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は国会を訪ね、金鎭杓(キム・ジンポ)国会議長と面談。


↑この金鎭杓(キム・ジンポ)国会議長は岸田文雄に「関東大震災の朝鮮人虐殺の真相を明らかにしろ」と要求した人物です。

金議長は、

「選挙を控えて党の革新をリードする非対委員長という重責を担うことになり、荷が重いと思う」

「政治家は少なくとも20~30万人の国民が選んだ人だ。国民の代表として会議体を構成し、全てのことを決定するという点で、公務員と本質的な違いがある」

「そのためにはコミュニケーションがうまくいかなければならない」

「傾聴し、対話と妥協を通じて葛藤を調整することをうまく行うには、常に相手の立場に立ち、逆境に立とうという姿勢が必要だ。韓委員長は容姿もスマートで頭もスマート、言葉もスマートだ。よくやってくれると信じている」

と述べました。何をかいわんやな、ほのめかしのオンパレードですが、これに対して韓東勳(ハン・ドンフン)さんは、

「議長からいただいた言葉をよく考え、対話と妥協の精神をもっと学びたい」

と答えています。まあ両者ともに軽いジャブの応酬でした。

李在明党首と直接会談


↑李在明(イ・ジェミョン)『共に民主党』党首と会った韓東勳(ハン・ドンフン)委員長(月亭八方似)。

午後になって、韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は李在明(イ・ジェミョン)さんを訪ねました。

李在明(イ・ジェミョン)さんの発言を拾ってみます。

「韓東勳(ハン・ドンフン)非対委・委員長の就任と訪問を歓迎し、祝福する」

「大韓民国は民主共和国だと言う。国の主人は国民であり、政治は国民に代わって行うもの」

「大韓民国をより安全に守り、国民がより良い生活を送ることができるように責任を持って生活環境を改善するのが政治の役割」

「たとえ両者が異なる立場であろうとも、私たちに与えられた責任は国民が任せた責任を果たすこと」

「韓東勳(ハン・ドンフン)委員長も一国の政権与党を代表する者として大きな抱負もあり、今後の計画もあるだろう。(『共に民主党』は)『国民の力』がやりたいことに協力する準備ができている」

「非対委・委員長という肩書きが表現しているように、『国民の力』が一種の非常事態だというが、一方では国と国民にとっても非常に難しい状況であることは明らかだ」

「『国民の力』と『共に民主党』がすべき重要なことは民生を守ること」

「安全な国を作ること、大韓民国の未来をより明るく開拓すること、私たち全員に与えられた責任ではないか。本当に積極的に協力する」

「できること、やりたいことを提案してくれれば、私たちの価値的に対立するものでない限り協力する。そのような面で具体的な話をしたい」

しれっと「『国民の力』がやりたいことに協力する準備ができている」などと言えるところに、李在明(イ・ジェミョン)さんのポピュリストとしての凄みが表れています。

国民の大勢が「運動圏あがりの586世代を退場させろ」に傾いたら、李在明(イ・ジェミョン)さんの場合「そうだよな! オレもそう思ってた」ぐらいは言いそうです。

一方で「私たちの価値的に対立するものでない限り協力する」と述べていますので、「運動圏上がりの既得権益層を一掃する」には協力してもらえそうにありません。当然ですが。

韓東勳(ハン・ドンフン)さんの発言を拾ってみます。

「このように歓迎していただき、李在明(イ・ジェミョン)党代表に本当に感謝している」

「突然就任することになり、慌てて話をしたにもかかわらず、快く日程を組んでいただき感謝している」

「与党と野党の代表として、国民に向けた政治をするという共通点がある。代表様(韓国ではこのような場合にも「様」を付けます:引用者注)の話をよく聞いていきたい」

(以下は非公開の10分間ほどの会談を行った後の発言)
「両党を率いる者として、国民に役立ち、共存に役立つ効率的な政治をしようという話を和やかに交わした」

「例えば、選挙制度とか、このような部分については、お互いに無駄な力比べとか、感情的な争いをせず、決めることがあれば私と二人で迅速に決めようと話した」

初の直接会談だったので、さすがに罵り合いにはならなかった模様です。

ご注目いただきたいのは、二人の後ろのペナント、書いてあるスローガンです。

「김건희 특검, 대통령은 수용하라!」(金建希(キム・ゴンヒ)特検、大統領は受け入れろ!)と書いてあります。わざわざこのようなペナントを貼って韓東勳(ハン・ドンフン)さんを迎えたのです。

その上で「写真を撮ろう」「握手をしよう」と促したのですから、李在明(イ・ジェミョン)さんは非常に下衆な態度を取ったといえるでしょう。

李在明(イ・ジェミョン)さん、また『共に民主党』が韓東勳(ハン・ドンフン)さんに対して本当はどう思っているかがこれからも分かります。「外面如菩薩内面如夜叉」というわけです。

戦いは始まったばかりです。

金建希(キム・ゴンヒ)は尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの奥さんです。

(吉田ハンチング@dcp)

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