何度かご紹介していますが、現在韓国では個人投資家の株ブームが起こっており、「西学アリ」と呼ばれる人たちは特にアメリカ合衆国の株式市場にお金を突っ込んでおります。
先に、電気自動車メーカー『テスラ』の株式に「36億ドル」も突っ込んだのに、09月に入ってテスラ株が暴落――という件をご紹介しましたが、その続報のような話です。以下に『朝鮮日報』の記事から一部を飲用します。
(前略)合衆国IT株に集中投資した「西学アリ」が、最近のハイテク株中心のナスダック指数が大幅に落ち、眠れない夜を過ごしている。
去る3月コロナパンデミック(世界大流行)の後、いろいろな悪材料にも5カ月以上急上昇したナスダック指数は、3~8日(3営業日)の間に10%も下落した。
特に、合衆国の電気自動車メーカー「テスラ」の株式を4兆6,000億ウォン持っている投資家が目の下のくまが最も濃い状況である。
テスラの株価が8日、20%以上低下し、西学アリは一日に9,700億ウォンほどを飛ばした。
⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「テスラ買った西学アリ9,700億ウォン飛ばした」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による(以下同)
というわけで、あの暴落で「9,700億ウォン」も飛ばした模様です。
以下は2020年09月11日17:09現在(日本時間)のテスラ株のチャートです(チャートは『Investing.com』より引用)。
上掲のとおり暴落からちょっと戻りました(陰線ですけど)。筆者の粗末な経験からいえば、合衆国の株価はよほどのことがなければ下がっても戻るものです。西学アリの皆さんもあまり落胆しない方が良いのではないでしょうか。
(柏ケミカル@dcp)