韓国「李在明が出てこない」

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2024年01月02日、釜山を視察に訪問していた韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんが暴漢に襲われ左頸部に傷を負いました。医師の公表によると、頸静脈が傷ついたということで血管の再生手術が行われ、一命を取りとめました。

ところが、李在明(イ・ジェミョン)さんがいまだに姿を現しません。

李在明(イ・ジェミョン)襲撃事件の不可思議な点

今回の李在明(イ・ジェミョン)さん襲撃事件については不可思議な点があります。

1.なぜ釜山大学病院からソウル大学病院に移送されたのか?
(移送にはヘリコプターが使われました)
2.なぜソウル大学病院の医師は記者からの質問に答えないのか?

まず「1」ですが、釜山大学病院からソウル大学病院に移送されて、手術が行われた経緯がよく分からなくなってきました。Money1でもご紹介したとおり、『共に民主党』のクォン・チルスン首席報道官が「重度の手術が必要な状況だったが、家族と医療陣が協議してソウル大病院への移送を決定した」と答えました(01月02日に行われた第2次ブリーフィング)。

そもそも緊急に手術が必要であったなら、なぜ釜山大学病院で行わなかったのか?

釜山大学病院ではできないような難しい手術だったのか? 答えはNOです。

釜山大学病院は医療レベルでは韓国ではトップクラスとされ、かつ事件の報を受け、医療スタッフをそろえて患者の到着に備えていたことが分かっています。

釜山大学病院はアジア最大規模の域内外傷センターとされています。

当初は、移送の決定は「釜山大学病院の要請による」となっていたのですが、後になって、釜山大学病院側は「そんな要請はしていない」と明言しています。ではなぜソウル大学病院に移送されたのでしょうか。

次にソウル大学病院からの説明が十分でないことです。事件当日の01月02日、手術後にブリーフィングはあったのですが、以後は疑問に答える発表がありません。


↑01月04日に行われたソウル大学病院の記者会見。

2024年01月04日、会見は行われたのですが、なぜか質問を一切受け付けないものでした。記者からの抗議によって、ソウル大学病院側は「質問があれば書面で提出してほしい」とし、まるで逃げるように会見場を後にしたのです。

このようなソウル大学病院側の姿勢は全くの謎。李在明(イ・ジェミョン)さんも姿を現しませんし、謎は深まるばかりです。

ただ、李在明(イ・ジェミョン)さんが病院で寝込んでいれば、「02月には判決が出るかも……」とされた裁判が進行しません。李在明(イ・ジェミョン)さんにとって、総選挙の04月前に有罪判決が出るよりはマシな状況に持ち込めます。

そのため、暴漢に襲われたのをこれ幸いと、ソウル大学病院で寝込んでいるふりをする可能性はあります。

2024年01月07日、今回李在明(イ・ジェミョン)さんを襲った犯人(金某)の手助けをした容疑で70代男性が緊急逮捕されています(08日に警察が公表)。この男性は、金某に声明文(弁解書)を郵送することを約束した――とされています。ただ、その弁解書(8ページからなる文書)は、金某のコートから発見され、警察がすでに押収済みです。

(吉田ハンチング@dcp)

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