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韓国「対円のウォン高」がまた進行中。1円=9.0ウォンを割って天底に向かっている

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一時期、対日本円のウォン高が進行し、「1円=9.0ウォン」を切っていました。「大丈夫なのか」だったのですが、9.0ウォン超まで戻しました。

ところが、また対円のウォン高が進行しているのです。以下が直近2024年02月27日10:32現在の「円ウォン」チャートです(直物はないのでクロス円/日足/チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。

ウォンが対円で最も強まったのは、2023年11月16日で、終値は「1円=8.5733ウォン」。そこからウォン安方向に戻します。しかし、「2023年12月13・14日」「2024年01月02・03日」でダブルトップを作って、再びウォン高方向へ。

上掲のとおり、再び「1円=9.0ウォン」を割って、現在もウォン高方向。「1円=8.84ウォン」近辺となっています。

ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見た方が分かりやすいかもしれません。以下になります。

再び、対円の天底(ウォン高の最高値さいたかね)に向かっているのです。

前にご紹介しましたが、韓国は面白い国で、対円でウォン高が進行すると経済危機を迎えるという例があります(以下の円ウォン(チャートは「月足」)。

上掲のように、対円でウォン高が進行した際には経済が傾くのです(現在すでに不景気で傾いています)。面白いことにならないといいですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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