2024年03月06日、『韓国銀行』が「2024年02月末時点の外貨準備高」を公表しました。以下をご覧ください。
2024年02月
外貨準備高:4,157億ドル(約62兆3,425億円)※
(前月比:0億ドル)<<内訳>>
⇒Securities:3,695億ドル(約55兆4,139億円)
(証券類)
前月比:8億ドル⇒Deposits:218億ドル(約3兆2,694億円)
(預金)
前月比:-10億ドル⇒SDRs:151億ドル(約2兆2,646億円)
(IMFのSDR(特別引出権))
前月比:1億ドル⇒IMF position:45億ドル(約6,749億円)
(IMFリザーブポジション)
前月比:0億ドル⇒Gold:48億ドル(約7,199億円)
(金)
前月比:増減なし※円換算は2024年03月06日「1ドル=149.97円」のレートで算出
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「Official Foreign Reserves(February 2024)」
01月末が「4,158億ドル」で、当月「4,157億ドル」ですから、わずかに減少で横ばいです。
当月の注目は、現金たるDeposits(預金)が10億ドル減少している点です。
当月の微減を『韓国銀行』は以下のように説明しています。
2024年02月の韓国の外貨保有額は4,157.3億ドルで、前月末(4,157.6億ドル)に比べ0.3億ドル減少した。
ㅇ外貨資産運用収益が増加したものの、米ドルの強含み※に伴うその他の通貨の外貨資産の米ドル換算額の減少などにより、若干減少。
※02月中、米ドル指数は約0.6%上昇。⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2024년 2월말 외환보유액」
外貨資産の運用益は増加したものの、ドル高によって、ドル以外の外貨資産の「ドル換算額」が減少したので、総体として若干の減少となった――とのこと。
以下が2024年02月までの外貨準備高の推移です。
2022年01月時点では「4,615億ドル」あったのですが、外貨が積めなくなり、概ね「4,200億ドル」の水準まで落ちて――現在もそれが継続しています。
(吉田ハンチング@dcp)