2024年05月10日、前文在寅政権末期からデフォルトが懸念されていた『韓国電力公社』の2024年第1四半期の業績が公表されました。
以下です。
2024年第1四半期
総売上:23兆2,927億4,300万ウォン(+7.9%)
営業利益:1兆2,993億4,300万ウォン(黒字転換)
当期純利益:5,959億3,500万ウォン(黒字転換)
前年同期は「営業利益:-6兆1,775億5,900万ウォン」「当期純利益:-4兆9,112億3,300万ウォン」という大赤字でしたから、営業利益・当期純利益共に黒転しました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)政権で「電気料金を値上げする」という合理的な判断をしたのが奏功しました。
それはいいことですが、問題はキャッシュフローです。
なにせ『韓国電力』は(文在寅政権のせいで)負債を約200兆ウォンも積み上げてしまいました。年間の利払いだけで約4.4兆ウォンも支払わないといけないのです。
経営の正常化を推進はしているものの、やはり「電気料金の値上げは避けられない」という見通しが出ています。
そもそも文在寅政権の無茶苦茶なクリーンエネルギー政策がなければ、このようないい加減な事態には陥らなかったはずで、これはまさに人災以外の何物でもありません。
(吉田ハンチング@dcp)