クレジットカード決済の世界最大手『VISA』が面白いデータを公開。韓国メディアでも注目してます。
2023年に韓国を訪問した外国人で最も決済金額が多かったのはアメリカ合衆国の人だった――となっています（クレジットカードの発行国籍）。金額の多い順番に以下のようになります。
第1位 アメリカ合衆国
第2位 日本
第3位 中国
第4位 台湾
第5位 シンガポール
第6位 タイ
第7位 香港
※集計期間：2023年04月～2024年03月
（VISA韓国内加盟店を集計）
興味深いのは、国によってどこでお金を使っているのかが異なることです。Top3国の最も決済使用比率の高かった支出先は以下のようになっています。
アメリカ合衆国：レストラン……21％
日本：医療サービス……17％
中国：小売店……15％
合衆国の皆さんは美味しいものを求めて訪韓しているのでしょうか。日本人は美容診療を受けに行く人が多いと推測できます。
昔、高須克弥先生に取材したことがありますが、その際には「韓国には僕の弟子のような先生もいるけど、それ以外に下手くそが安い値段で施術したりするから気を付けないといけないよ」とおっしゃっていました。
中国の皆さんは「買い物」が目的で訪韓しているのでしょうか。国別に主な支出先が異なるというのは面白いですね。
韓国らしいのは、どの地域で支出したのか？――です。
ソウル……55％
仁川……10％
釜山……9％
済州……7％
平昌……2％
ソウルが過半数を占めており、一極集中は訪韓外国人の支出にも表れています。韓国政府、また韓国メディアは訪韓観光客を増やすために「地方創生」「地域ごとに魅力あるコンテンツを創ろう」――みたいなことをいっていますが、うまくっていないことは、このデータからも分かります。
（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）
