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『韓国銀行』がUAEと通貨スワップ5年延長!今回は「あるフリ」ではない

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2022年04月13日、『韓国銀行』がUAEとの「通貨スワップ契約を5年間延長した」とプレスリリースを出しました。

2022年04月13日、『韓国銀行』と『UAE中央銀行』はディルハム/ウォン通貨スワップ契約を5年延長することにした。

*2013年初締結、2019年再締結

ㅇスワップ規模:200億ディルハム6.1兆ウォン(約54億ドル相当)

ㅇ契約期間:5年2022.4.13日〜2027.4.12日)、満期到来時の両者間の合意によって延長可能

ㅇ目的:相互貿易を促進し、金融協力を強化する

□両国は、通貨スワップが相互協力の強化に貢献してきたという認識を共有
通話スワップを安定的に維持するために契約期間を拡大延長(3年→5年)

⇒参照:引用元:『韓国銀行』公式サイト「韓国銀行、UAE中央銀行と通貨スワップ延長契約締結」

ローカルカレンシー「ディルハム」ですが、とりあえず「通貨スワップ」が延長できて良かったです。今回のリリースの注目点は、「」の部分です。

2013年初締結、2019年再締結

となっています。ご存じの方はご存じですが、2013年10月に締結した初めての韓国-UAEの「通貨スワップ」協定はいったん終了し、2019年04月に再締結しました。

つまり、一回途切れているのです(2016年10月満了)。

しかし、韓国メディアの一部はこれを「継続されているもの」と強弁してきました。「あるフリ」をしていたのです。

韓国の経済紙『マネートゥデイ』では2017年に以下のように説明していたのです。

「昨年10月に失効した54億ドル規模の韓国とUAEの通貨スワップ契約も、両国が満期延長に合意したと発表した後、1年目の細部内容を調整中だ。そのため、両国の通貨スワップ契約は依然として有効なものと認識される

リンク切れのため当時のMoney1記事に引いたものの再引用

2016年10月に満了で契約失効しているのに、「両国の通貨スワップ契約は依然として有効なものと認識される」と強弁しています。呆れるほかありません。

この記事からほぼ2年後の2019年04月になって「通貨スワップ契約を新たに締結した」というプレスリリースが出ました。

「じゃあやっぱりなかったんじゃん!」という話で、韓国ウォッチャーを呆れさせました。

今回の契約延長は『韓国銀行』からプレスリリースが出ています。また、以下のとおり『UAE中央銀行』もプレスリリースを出しています。


↑『UAE中央銀行』公式サイト・プレスセンター/スクリーンショット

ですので「あるフリ」ではありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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