『韓国銀行』の総裁がまだ決まっていません。
先にご紹介したとおり、文在寅大統領によって『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)のアジア・太平洋局長を勤めた李昌鏞(イ・チャンヨン)さんが次の総裁に指名されたのですが、まだ国会による聴聞会も開かれていないため、総裁は不在のママなのです。
しかし、本日2022年04月14日は『韓国銀行』が金融通貨委員会を開催する日です。
本日「規準金利」を上げるかどうかを決めなければならないのです。
現在尋常ではないインフレに襲われている韓国ですので、インフレ対策のためにも金利を上げる必要があります。
また、来る05月にはアメリカ合衆国の『FRB』(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)が「0.5%」の金利引き上げを行うといわれています。
基本的に、韓国は合衆国との金利差を小さくするわけにはいきません。資金が合衆国に逃げていってしまうからです。資金流出させないためには、韓国の金利は魅力的だと思わせる必要があります。
ですから、もし先制的に利上げを決めるなら本日のタイミングを逃すわけにはいかない――はずです。
さて、皆さま『韓国銀行』総裁がいない本日、『韓国銀行』は利上げを決定するでしょうか? あと数時間で結果が出ますが、ご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)