2024年09月02日、韓国の関税庁(+ 産業通商資源部)が「2024年08月の輸出入現況」のデータを公表しました。
以下です。
2024年08月
輸出:578億9,700万ドル(+11.4%)
輸入:540億6,700万ドル(+6.0%)
貿易収支(輸出 – 輸入):38億2,900万ドル2024年01~08月
輸出:4,504億100万ドル(+10.0%)
輸入:4,197億6,000万ドル(-3.1%)
貿易収支(輸出 – 輸入):306億4,100万ドル※( )内は対前年同期比の増減/通関ベースであることに注意してください。
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2024年08月の輸出入現況」
08月単月の貿易収支は「38億2,900万ドル」となりました。
2023年01月~2024年08月の貿易収支の推移を見るといかのようになります。
2023年01月は「貿易収支:-127.0億ドル」という巨額赤字で始まりましたが、2023年06月からは黒転し、以降は貿易黒字を継続しています。
韓国メディアのみならず、政府発表も「15カ月連続黒字」と誇っていますが、赤字になったら国が傾くのでやっと通常になったというべきで、喜ばなければ行けないようでは困るのです。
この黒字化については、半導体が大きな要因となっています。「輸出金額に占める半導体輸出の金額」は直近3カ月で以下のようになります。
06月:23.4%
07月:19.5%
08月:20.5%
06月は「23.4%」になっており、08月も20%超えです。これまでの例からすると、これは大きなっ数値で(これまでは18~19%)、つまりは韓国の輸出は半導体頼みになってきています。
韓国がなんとか回復したい対中国貿易はどうなったかというと……以下をご覧ください。
残念ながら、2024年08月も赤字で金額は「-1.3億ドル」でした。
01~08月の累計貿易収支は「-60.9億ドル」です。
(吉田ハンチング@dcp)