韓国というのは、中国同様想像の斜め上の出来事が起こる国です。
2024年09月04日16:40頃、60代男性の運転するクルマがソウル鐘路区桂洞にある『現代建設』本社ビル正面にある回転ドアに突進しました。
カチコミです。
↑いったん階段に乗り上げたクルマをバックさせて助走距離をとって……
↑クルマが突入してボッコボコになった『現代建設』の本社エントランス。
以下の『TV朝鮮』の報道で動画をご覧いただけます。
↑本件を報じるYouTube『TVCHOSUN』チャンネル。本社入口の回転ドアへのカチコミは動画開始0:22辺りです。
今回のカチコミに使われたSUVは『現代自動車』のキャスパーです。「よりによってキャスパーかあ」という気がしないでもないですが、詳細は以下の先記事などを参照してください。
韓国「文在寅が購入したクルマ」で不具合。馬に乗っているように揺れる
本当に文在寅さんはついてないというか、裏目に出るというか……。↑キャスパー。PHOTO(C)『現代自動車』文在寅さんは大統領時代に『現代自動車』の「キャスパー」という自動車を購入しています。このキャスパーという車種は、『現代自動車』と光州市...
そもそもこの男性のカチコミの動機が面倒くさいものでした。この人は再開発が行われる漢南3区の関係者でした。
漢南3区の再開発計画は、既に『現代建設』が再開発を受注しています。『現代建設』は次に隣接する漢南4区の再開発施工権を取ろうとしていました。
この漢南4区の再開発プロジェクトにおいて、『現代建設』は「漢南3区の計画道路を利用することで、漢南4区の事業期間と費用を削減できる」と宣伝しました。
しかし、カチコんだ男性からすると、この宣伝は漢南3区の計画道路を勝手に利用しようとしていると感じられ、再開発組合の関係者として、強く反発した――ようです。
男性は、『現代建設』が漢南4区の受注を進めるために漢南3区の資源を勝手に利用しようとしていると不満を抱き、その不満が高じて「クルマで突入」という行動に至った――と見られます。
この人は現行犯逮捕されました。
(吉田ハンチング@dcp)