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韓国「高齢ドライバーによる事故」免許証は返納したくない

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すみません。小ネタな上に出落ちです。誠に申し訳ありません。

2024年10月04日13時50分頃、韓国・ソウル市鍾路区平倉洞の道覚寺の駐車場で、上掲のような事故がありました。

同寺の駐車場に停めてあったクルマを動かした70代の男性が操作ミス。欄干を越えて近隣の住宅にクルマを前部から落下させました。

運転者と同乗者は救助、病院に搬送されましたが命に別状はありませんでした。また、住宅の方でも当時人がいなかったため、人的被害は出ませんでした。不幸中の幸いです。

韓国でも高齢ドライバーの免許返納が推奨されている

日本でもそうですが、高齢になると「自分は大丈夫」と思っていても、運転ミスをしてしまいます。アクセルとブレーキを踏み間違うなども起こりがち。

危ないので、免許証の返納が推奨されます。

実は、韓国でも高齢ドライバーによる自動車事故が全国的に増加しているため、免許証の返納は推奨されています。

韓国「65歳以上ドライバー」事故発生件数
2020年:31,072件
2022年:34,652件

2020年 ⇒ 2022年:+11.5%

幾つかの自治体では返納する高齢者に対するインセンティブを提供しています。

例えば、慶尚南道密陽市では、運転免許証を返納する70歳以上のドライバーに10万ウォン分の商品券を支給してきましたが、2024年は20万ウォン分の商品券へと倍増。

京畿道坡州市と江原道憲城郡も奨励策を引き上げ、従来の10万ウォン分の商品券を30万ウォン相当と、3倍にしました。

まあそれほど免許証を返納してほしいわけです。

しかしながら――2022年に運転免許を持つ65歳以上・438万人のうち、免許証を返納したのはわずか2.6%でした。皆さん、免許証を返納してくれません。

韓国は急速に老いていく国ですので、高齢ドライバーによる事故はこれからも増加していくことでしょう。頭が痛いことです。

(吉田ハンチング@dcp)

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