中国のディストピア化は今も進行しています。
「二進も三進もいかなくなった」「人生に行き詰まった」と悲観し、もう何も怖くないと捨て鉢になった無敵の人が、社会に復讐するかのような犯罪を犯します。中国ではこのような犯
罪が増加しているのです。
『CCTV』の報道によると、10月23日21:25頃、青島市北区の人民路にある悦荟広場付近で、大型のセメントミキサー車が北から南に向かって逆走し、50台以上の車両に次々と衝突しました。
↑本件についてYouTube「新唐人亞太電視台」チャンネルの動画。
加害者車両の車載カメラによって撮影されたと思われる動画では、運転手が車をぶつけながら「共産党が俺を生かしてくれない! 人を殺してやる!」「ぶつけられた奴は不運だったんだ」と大声で叫んでいます。
以下が公安当局の公示です。
警情通報
2024年10月23日21時26分、当局は通報を受けました。市北区人民路悦客広場付近において、混凝土(コンクリート)ミキサー車が複数の車両と衝突する事故が発生しました。公安機関は直ちに警官を派遣し、現場で対応しました。負傷者は直ちに病院に搬送され、現在3名が入院治療を受けており、いずれも命に別状はありません。
容疑者の孫某某(48歳、男性、市北区在住)は、飲酒運転の疑いで公安機関により拘束され、現在調査が進行中です。
無茶苦茶な事件ですが、事故現場は悲惨な様子となり多くの人がスマホで撮影していました。
映像には複数の人が倒れている様子が捉えられています。「大事故で何人も死んだ。本当に恐ろしい。この人はもう助からないだろう」といった声が入った動画もあります。
中国は安心して生活が送れるような社会ではなくなっています。
(吉田ハンチング@dcp)