2025年01月15日、韓国の高位公職者犯罪捜査処が尹錫悦（ユン・ソギョル）大統領を逮捕しました。
↑15日ほ逮捕執行当日、バリケードのクルマをはしごを使って乗り越えて……などを行って、官邸敷地内の阻止線を突破した高位公職者犯罪捜査処と警察部隊。
この逮捕執行前日、韓国メディアに「高位公職者犯罪捜査処が大統領警護処から官邸の出入り許可を取り付けた」という情報が出ました。ところが、スグに「警護処が否定」と先の情報を否定する報道が出たのです。
いったい何が起こっていたのか？――ですが、韓国のゲシュタポをいわれる高位公職者犯罪捜査処は無茶苦茶なことを行ったことが明らかになりました。
韓国メディア『朝鮮日報』の記事から一部を引用すると、こんな具合です。
（前略）
尹錫悦大統領を逮捕するまで、絶えず法違反の議論を引き起こしてきた高位公職者犯罪捜査処は、逮捕当日にも公文書偽造の疑惑に巻き込まれた。高捜処は逮捕前日に、大統領官邸外周部の警護を担当する「第55警備団」に対して「逮捕状執行のための出入許可を得た」と通知した。
しかし、国防部と警護処がこれを否定すると、高捜処は出入許可の公文書写真を公開したが、その公文書は、高捜処の捜査協力要請文書にメモを添付し、55警備団長の印鑑を押したものだった。
↑こういう文書でした：引用者注55警備団長が印鑑押印を拒否すると、共助捜査本部の捜査官が印鑑を直接借りて押印した――とのことだ。
これは公文書偽造に近い行為だ。
公文書偽造は重大な犯罪であり、これについて高捜処は「そのようなことはない」としつつも、具体的な説明をしていない。
（後略）⇒参照・引用元：『朝鮮日報』「[사설] 법 무시 이어 공문서 위조 논란까지」
55警備団の団長が判子を押すのを拒否したので、高位公職者犯罪捜査処の処員は団長の部下に団長の判子を取りにやらせ、その判子を自分で押した――というのです。
無茶苦茶です。
こうして偽造した書類を全面に押し立てて官邸に侵入し、尹錫悦（ユン・ソギョル）大統領を逮捕した――と報じられています。これが本当なら、高位公職者犯罪捜査処こそ法的に処罰されるべきです。
また、そのような偽造文書を用いて大統領官邸に侵入したのなら、逮捕も無効でしょう。
韓国のいったいどこが法治国家なのでしょうか。
（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）
