韓国のゲシュタポこと高位公職者犯罪捜査処がついにギブアップです。「後はキミの手で」とばかりに、検察に「起訴してね」と丸投げして逃げました。
2025年01月23日、高位公職者犯罪捜査処は「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の内乱首謀・職権乱用、権利行使妨害の疑いに関する事件」について、ソウル中央地検に起訴を求めることにした」と発表しました。
先にご紹介したとおり、高位公職者犯罪捜査処には、そもそも内乱罪についての捜査権がありません。
にもかかわらず捜査を主導してきたのは、職権乱用、権利行使妨害に関わっているので――という牽強付会な理屈をつけてのこと。いわば別件逮捕して、「内乱罪」を調査し罪に落としてやろうという――いかにも卑劣な手段なわけです。
また、この調査も逮捕を執行した際の1回しか行えていません。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が「お前の機関には捜査権がないだろ!」と拒否し続けてきたからです。
大統領が調査を拒否するので、もはや強制的に調査に応じさせるしかない――というところまで高位公職者犯罪捜査処は追い詰められていました。
読者の皆さまもご存じのとおり、『共に民主党』の卑劣な行い、また「雰囲気司法」の法を守らない行為が国民の知るところとなり、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率が急騰しています。
↑2025年01月23日にも「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を守れ」という集会が憲法裁判所前で行われました。推定ですが2,000人が集まった模様です。
調査機関・メディアにもよりますが、大統領への支持は50%を超えたという結果もあります。
ここで無理やりに尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を高位公職者犯罪捜査処の庁舎に引きずり出して調査するようになことにならば、さらに大統領の支持は上がり、反対に司法への信頼は地に落ちるでしょう。
高位公職者犯罪捜査処は、調査対象が司法の高位公職者の場合には起訴権がありますが、大統領を起訴することはできません。そのため検察にお願いするしかないのです。
23日、高位公職者犯罪捜査処は――、
「尹大統領が金容鉉(キム・ヨンヒョン)元国防長官および軍司令官らと共謀し、2024年12月03日に国家権力を排除または憲法秩序を乱す目的で非常戒厳を宣言し、暴動を引き起こした」
「職権を乱用して警察の国会警備隊所属警察官や戒厳軍に義務のない業務を行わせ、国会議員の戒厳解除要求権の行使を妨害した」
――という「捜査結果」を発表し、検察に起訴を求めました。まあ「やるだけやりました。後は頼みます」と逃げたと見ることができます。ひどい話です。
さらに高位公職者犯罪捜査処は――、
「被疑者に対する起訴要求の決定を下したが、今回の非常戒厳に関連する被疑者および関係者の事件はまだ残っている」
「対象者の地位や身分を問わず、例外なく責任を負うべき捜査対象者全員を法に基づいて処理するため、被疑者および事件関係者に対する捜査を厳正に継続していく予定だ」
――とも述べましたが、こんなものは「今回はこれぐらいにしといたる」みたいな捨て台詞と同じです。
↑1回目の逮捕執行に失敗した際に『共に民主党』議員から吊し上げられた高位公職者犯罪捜査処の呉東雲(オ·ドンウン)処長。
『共に民主党』から吊し上げられて、また呉東雲(オ·ドンウン)処長が泣きべそをかくことにならないといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)