米中首脳会談が始まります。まずは04月06日の夕食会ですが、これは日本時間04月07日午前7時ごろ。トランプのオッチャンとキンペーちゃんの会談が04月07日の午前9時から。これは日本時間の04月07日午後10時ごろです。
先の記事では触れませんでしたが、アメリカは04月03日にすでに北朝鮮をテロ支援国家に再設定する法案を下院で可決済みです。今回の会談では、この法案にある「中国に北朝鮮への影響力を行使せよと要求する」旨を中国に伝えるものと見られます。
しかしながら、すでに米軍の展開は事実上終わっていますので、もし中国側がトランプのオッチャンに良い返事をしない、またはできない場合にはかなり空爆の可能性が高まります。もはや中国にも北朝鮮を管理できていないことは明白ですので。
さらに傍証がもう一つ。急遽韓国に帰任した長嶺大使は、戻るや否や「大統領代行」「統一部長官」「国防部長官」との面談を申し入れています。これは明らかに「軍事シナリオ」が議題と思われます。
04月05日に行われた北朝鮮によるミサイル発射の件がきっかけでしょうが、前触れもなく駐韓大使を帰任させたこと、また面談先の面々を考慮すれば状況はかなり逼迫しているものと推測できます。
実際に動く軍はすでにオンステージですから「状況開始」の合図を待つばかり、であります。キンペーちゃんがよほど具体的、かつトランプのオッチャンが納得するようなプランを出さなければ、「空爆プラン」は撤回されないのではないでしょうか。
それにつけても、極東がホットになっている一方で西のはずれでプーチン大統領率いるロシア軍が集結しているというのは、どさくさ紛れに権益を拡大しようというのでしょうか。どうでもいいですけど、そういうのが好きなんですなロシアは。
(高橋モータース@dcp)