【追記・修正】ポーランド「韓国産潜水艦はいらない」⇒ スウェーデンSAAB「A26」の勝ち!

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自国製潜水艦を強力に売り込んでいた韓国にとってはガッカリな結果となりました。

ポーランドは韓国製を蹴り飛ばして、スウェーデン製潜水艦「A26」を選択しました。


↑ポーランドが選択したのはスウェーデンSaab社の「A26」でした。

Money1でもご紹介してきたとおり、ポーランドは「オルカ計画」を推進しており、新型潜水艦の取得を目指していました。

ポーランド海軍の新型通常動力潜水艦調達(近代化)計画のコードネームが「ORKA」 です。

そもそもは2012年に、ポーランド向けの非原子力潜水艦(SSK)調達計画として立ち上がり、当初は「2022年までに2隻、2030年までに3隻目」取得を想定していました。

ところが計画の推進が遅延して、事実上の頓挫に陥り、2025年にはキロ級の潜水艦「ORP Orzeł」1隻のみです。この「Orzeł」は1986年「ソ連建造 → ポーランドへ供与」なので、ものスゴい老朽艦です。

ロシアが無法にウクライナに侵攻し、隣の国が戦争を行っている状況となり、ポーランドとしては「次はウチだ」という状況に陥りました。そのため、新型潜水艦の導入が焦眉の急となっているのです。

――で、韓国も自国製潜水艦を売り込んでいました。

ところが、蹴飛ばされました。2025年11月26日、ポーランド政府は「スウェーデンの提案を選択する」と閣議決定しました。

ポーランドの防衛専門メディア『Defence24(ディフェンス24)』は以下のように報じています。


↑『Defence24』同記事紙面/スクリーンキャプチャー

スウェーデンの提案を選択する決定は、09月中旬に設置されたチームの勧告を受け、水曜日に閣議で採択された。

新潜水艦「A26」は2030年に納入される予定であり、2027年からはポーランド海軍兵士が訓練艦で訓練を受けることになる。

スウェーデン外交官は、納入期日が守られることを確信していると表明した。この契約は、産業協力、すなわちスウェーデンによるポーランドの軍用装備の購入も対象とする。スウェーデンは、救助艇タイプの艦艇の発注を表明している。
(後略)

⇒参照・引用元:『Defence24』「Okręt podwodny ze Szwecji. Wicepremier: jedyny, który spełnił wszystkie wymogi」

――というわけで、韓国産潜水艦のポーランド納入はなりませんでした。残念でした。

<<重要な追記>>
初出の原稿に誤りが合ったので修正しました。ポーランドが選択したのはSAAB社の「A26」です。誠に申し訳ありません。
<<追記ここまで>>

(吉田ハンチング@dcp)

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