アメリカ合衆国大統領選挙で「不正があった」という騒ぎが起こっています。いろいろな疑惑が出ていますが、『Dominion VotingSystems(ドミニオン・ボーティングシステムズ)』という会社が注目を集めています。同社の提供するソフト・集計機で誤りがあって、トランプ票がバイデン票に数え間違いされたのではないか?という疑いが上がったためです。
この『ドミニオン・ボーティングシステムズ』は、選挙の投票・集計のためのシステムを開発・販売している企業です。
「IMAGECAST」という製品のシリーズをラインアップしています。
・投票用のマーキングデバイス『ImageCast®』
・集計用のスキャナーデバイス『ImageCast®Precinct』
・中央集計システム『IMAGECAST®CENTRAL』
etc.
・集計用のスキャナーデバイス『ImageCast®Precinct』
・中央集計システム『IMAGECAST®CENTRAL』
etc.
です。
同社のサイトによると全米で非常に多く導入されています。以下に導入されている州についての同社の説明を引用します。
ネバダ州:17郡のうち16郡をサポート
カリフォルニア州:40郡で州認定のシステムにアップグレード
ユタ州:最大のソルトレイク郡にサービスを提供
アリゾナ州:マリコバ郡の220万人の有権者をサポート
コロラド州:62郡にソリューションを提供
ニューメキシコ州:33郡にサービスを提供
イリノイ州:シカゴとクック郡にサービス展開
ミシガン州:80郡のうち65郡が選択
ジョージア州:159郡にサービスを提供
ニュージャージー州:70%以上の郡と提携
ニューヨーク州:84%の郡にソリューションを提供
アラスカ州:フロンティア州にサービスを提供
「28州 + プエルトリコに顧客がいる」としていますので、上記は代表的な州だけでしょう。
もし本当にソフトの不具合や集計機のミスがあったのなら、全米で使われていますので、これは相当面倒くさいことになりそうです。
(吉田ハンチング@dcp)