2020年11月09日、韓国の金融監督院から「10月の外国人証券投資動向」が出たのですが、これが不思議なのです。このデータによると以下のようになっています。
KOSPI:1兆620億ウォン買い越し
KOSDAQ:2,960億ウォンの買い越し
小計:1兆3,580億ウォンの買い越し
KOSDAQ:2,960億ウォンの買い越し
小計:1兆3,580億ウォンの買い越し
外国人投資家は10月にKOSPIで「1兆620億ウォン買い越し」としていますが、先にご紹介したとおり、2020年09月30日(水)~10月30日(金)の1カ月で以下のようになっています。
これによると外国人投資家はKOSPIで「3,969億ウォンの売り越し」です。09月30日が入っていますが、この日は「秋夕」の祝日で韓国株式市場は休場でした。そのため「3,969億ウォンの売り越し」は10月のデータと見て良いはずなのです。
それが金融監督院の発表では「1兆620億ウォンの買い越し」となっており、天地で「1兆4,589億ウォン」も合いません。
謎です。
(柏ケミカル@dcp)