【41億円】韓国企業がウソついていた件で日本『田辺三菱』勝訴!

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韓国『コーロン生命科学』を相手取った訴訟で、日本『田辺三菱製薬』が勝利しました。この訴訟は、「インボッサ」という、「変形性膝関節症」の治療薬の成分に関するものでした。

「変形性膝関節症」は、膝の軟骨がすり減ることで起きる厄介な疾患で、「インボッサ」は遺伝子治療薬として非常に注目されていたのです。

『田辺三菱製薬』は2016年にはライセンス契約を交わしていました。2017年には『韓国食品医薬品安全処』が販売を承認します。

ところが、2018年03月になって、アメリカ合衆国の臨床試験で「軟骨由来」としていた主成分が、実は「腎臓由来」だったと発覚します。ウソだったのです。

ウソがばれた『コーロン生命科学』は、『韓国食品医薬品安全処』に「主成分が認可をもらった時点とは異なりました」と報告書を提出したのですが、当局はカンカン。当たり前です。

2019年05月には頭にきた『韓国食品医薬品安全処』が「承認申請段階で主成分を変えることが分かっていたのにウソの資料を出した」と認定。当然ながら認可は取り消されました。

さあ困ったのは『田辺三菱製薬』です。「ウソだったじゃん!」と「契約の取り消しと一時金を返せ!」と『コーロン生命科学』に要求するも応じず。そのため、国際商業会議所(IOC)に訴えたというわけです。

判決は『田辺三菱製薬』の勝訴。『コーロン生命科学』は430億ウォン約40億6,200万円)を支払うよう命じられました。

契約時の一時金:25億円
一時金の利息:6%(2016年12月~支払日まで)
損害賠償金:1億3,376億円
損害賠償金の利息:5%(2018年04月~支払日まで)
訴訟費用:790万2,775ドル約8億2,211万円

という内訳になっています。ウソはいけません。

(吉田ハンチング@dcp)

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