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韓国自動車は中国市場で売れなくなった! なんと63%減少

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韓国メディアに日本自動車産業をそねむような記事が出て、興味深いのでご紹介します。もともとは中国の『自動車メーカー協会』(CAAM)が公表したデータを基にしています。

2020年は日本の『トヨタ』が『フォルクスワーゲン』を抜いて、世界での自動車販売台数第1位に返り咲きました。これは日本でも報じられましたのでご存じの方の多いでしょう。

日本製自動車が中国においても販売台数を伸ばしているのです。『トヨタ』『ホンダ』が牽引し、『日産』『マツダ』は減少しましたが、総体として見れば、中国市場で販売されている自動車の5台に1台は日本車となりました。

2020年、中国現地法人と中国への輸出車を合わせると、日の丸自動車メーカーは520万台を販売した、となっています。

韓国メディアの記事が面白いのは、この日の丸自動車の突風に比べて韓国は……と続くところです。

それに比べて韓国自動車は……

韓国自動車メーカーは中国市場でシェアをどんどん落としています。『現代自動車』と『起亜自動車』の中国における販売台数の推移を見ると以下のようになります。

『現代自動車』『起亜自動車』の中国での販売台数
2016年:179万2,000台
2017年:114万5,000台
2018年:116万1,000台
2019年:94万6,000台
2020年:66万5,000台

韓国の完成自動車メーカーはもはや『現代自動車』と『起亜自動車』だけといってもいいのですが(しかも『起亜自動車』は『現代自動車』のグループ企業となっています)、上掲のとおり右肩下がりもいいところです。

確かに2020年はコロナ禍もありましたけれども、2016年のピーク時に比べて「62.9%」も販売台数が減りました。

実はコロナ禍にあっても、『トヨタ』は180万台(前年比:10.9%増加)、『ホンダ』は163万台(前年比:4.7%増)販売しています。ですので、韓国自動車が選ばれなくなったといえるのです。

これはスマホと同じパターンです。

最初は韓国製品も売れるのですが、中国企業が技術をキャッチアップして同質の製品が作れるようになると、韓国製品のシェアは急速に減ります。技術が同じなら韓国製品は要らない、中国製でいいやというわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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