韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の生家に三度も訪問していることは先にご紹介しました。
尹大統領は朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領のような実績を上げたいと考えているのではないでしょうか。韓国保守の砦である『月刊朝鮮』が興味深いことを書いているのです。
朴正煕の風格が感じられる……
『月刊朝鮮』は、尹錫悦(ユン・ソギョル)政府が「代位弁済プラン」を公表したことについて、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の1965年日韓請求権協定締結時と比して、以下のように書いています。
(前略)
朴正煕大統領の談話文の中には、日韓関係の昨日と今日がすべて含まれている。そして、政治的理由から慎重論を提起する参謀たちに
「経済・安全保障など緊急の懸案事項が多いのに、いつまでも過去に囚われているわけにはいかない。未来のために突破口を開かなければならない」と言った尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領から、
「私たちの自由と独立を守り、明日の祖国のために役立つことができることなら、難しいことだが、過去の感情を我慢して洗い流すことが真に祖国を愛する道ではないでしょうか」と言った朴正煕大統領の風格が感じられる。
「屈辱外交」と国交正常化に反対した勢力と朴正煕大統領のどちらが正しかったかは歴史が証明している。
そして、「屈服外交」と言って尹錫悦政府の「徴用工解決法」に反対する勢力と尹錫悦大統領のどちらが正しいのかも歴史が教えてくれるだろう。
「朴正煕大統領の風格が感じられる」は、いささか褒めすぎかもしれませんが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は朴正煕(パク・チョンヒ)大統領になりたいのかもしれません。
「朴正煕ワナビー」。なかなか味のある言葉です。
ただ、朴正煕(パク・チョンヒ)は暗殺されるという非業の死を遂げました。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領はくれぐれも身辺にはご注意いだたきたいものです。
北朝鮮にそそのかされた極左人士がよからぬことを企まないとも限りません。
(吉田ハンチング@dcp)