韓国の借金の話の続きです。
まず先の記事でも触れた部分をまとめます。
韓国の対外債務(External Debt)が2020年に急増しました。2020年12月末時点で5,425億ドル(約57兆1,687億円)に達しており、2019年末と比較して755億ドル(約7兆9,562億円)増えています。
面白いのは誰がこの対外債務を増やしたのか、です。
『韓国銀行』が公表した「国際投資ポジション」の中にセクター別に見たデータがあるのです。
上掲の赤丸で囲った2カ所に注目してください(数字の単位は十億ドル)。
対外債務「5,424億ドル」のうち「1,215億ドル」は政府債務(General Government)です。また、増加した債務「755億ドル」のうち、最大に増やしたのは政府(General Government)です。「288億ドル」(約3兆349億円)も増加させています。
以下の2017年からの政府(General Government)セクターの対外債務推移を見てください。
上掲のとおり、「2019年:928億ドル」だった対外債務は2020年に「1,215億ドル」まで、なんと30.9%も増加しました。
文在寅政権が始まった2017年と比較すれば1.5倍に増えています。
コロナ禍の中、経済を回すために海外からの借金をこれまでにないほど増やしたわけです。
韓国の次期大統領候補の中に「政府は借金をいくらでもして国民にお金を回せばいいんだ」みたいなことを言う人がいますが、韓国の場合、そのようなことを行うと海外からの借金も増えるのです。
これが返せると目されているうちはいいのですが、もうこれ以上韓国に貸すのは危険だと認識されるとロールオーバー(借り換え)できなくなり、それが流動性を締め付けてやがて……。
というわけで、今回の「国際投資ポジション」は大変に面白いデータです。
それは私、と文が言った
私の無策で 私の借金で
私が韓国を殺したの
(吉田ハンチング@dcp)