通貨安トレンドの行方がどこまで続くか注目される韓国の通貨「ウォン」。注目の10日(月)の市場が開き、10:29現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
09:57ごろまではぐずぐずと「やや下(ウォン高)方向」となっていましたが、10:13ごろからその動きが強くなり「1ドル=1,190ウォン」を割られてしまいました。かなり強い「戻し」です。この初動を見る限り、どこでウォン高進行を止められるかがまずは焦点となるでしょう。
実はここ数日、ウォンの高安は中国の通貨「人民元」の動きと面白いぐらい連動しています。以下をご覧ください(チャートはオフショアの人民元(CNH)です)。
上が「ドルウォン」、下が「ドル人民元」のチャートですが値幅こそ違え、非常によく似ていることが分かります。
また動きがありましたら随時ご紹介するようにいたします。
追記その02
2020年02月10日(月)がほぼほぼ決着しましたので以下の記事にまとめました。併せてお読みいただければ幸いです。
南朝鮮「ウォン」10日決着 1,188ウォンまで戻る
韓国通貨「ウォン安」トレンドがどこまで継続されるかが注目されていますが、2020年02月10日(月)のドルウォンチャートが締まりました。以下のようになっています。強力なウォン高(チャートでは下方向)への圧力が強かったのですが、およそ「1ドル...
追記その01
10:29現在のチャート内に始値・高値・安値・終値の数字が間違っておりましたので修正いたしました。誠に申し訳ありませんでした。
(柏ケミカル@dcp)