中国の御用新聞が韓国を「弱い輪」と指摘する!

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アメリカ合衆国クアッドを軸に中国を圧迫する動きを強めています。クアッド首脳会談(オンライン)の後、合衆国のロイド・オースティン国防長官が日本を訪問。その後、韓国にも行ったため、中国側の反発も激しくなってきました。

2021年03月17日、中国の英語版御用新聞『Global Times』がこの動きに対して、中国包囲網のうち「弱い輪」は韓国だ、と名指した記事を出しました(以下が該当記事)。

記事の冒頭部分を引用します。

“China threat” narrative peddled by two senior US envoys may be downplayed by South Korea, although US officials have successfully lured Japan, who is willing to downgrade itself as US “strategic appendage,” Chinese observers predicted, noting that South Korea, which relies heavily on China both economically and politically, will pose as the “weak link” of the US strategy of encircling Beijing in this region.

中国のオブザーバーは、合衆国の2人の上級特使が売り込んだ「中国の脅威」というシナリオは、韓国では軽視されるかもしれないと予測している。

合衆国当局は、合衆国の「戦略的付属品」として地位を下げても構わないと考えている日本を誘い込むことに成功した。

しかし、経済的にも政治的にも中国に大きく依存している韓国は、この地域で北京を包囲しようとする合衆国の戦略の「弱い輪」になるだろうと指摘している。
(後略)

⇒参照・引用元:『Global Times』「S.Korea ‘weak link’ of US strategy to encircle China」

この指摘は正鵠を射ているといいでしょう。

防衛線としての鎖の強度は、最も弱い輪で決まります。その意味では韓国を防衛線に参加させるのは考え物です。

(柏ケミカル@dcp)

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