『韓国銀行』から2021年01月の流動性についてのデータが出ましたが、驚くべき結果です(以下がリリース)。前月は「3,200兆ウォン突破も間近」などと書いていたのですが、それどころではありませんでした。
01月には前月からなんと「M2」が「42兆ウォン」(約4兆320億円)も増え、「3,233兆3,631億ウォン」(約310兆4,029億円)となりました。
M2とは簡単にいえば市中にあるお金の量を示す指標です。韓国ではお金じゃぶじゃぶ状況は拡大の一途ですが、しかし、この増え方は異常。1カ月の増加額としては統計を取り始めて以来、韓国史上最大です。
以下をご覧ください。
2020年12月から2021年01月への急激な傾きが目立ちます。
拡大するお金の量が韓国で資産を膨らませてきましたが、これはビットコインなど暗号資産にも向かっています。はじけたらどうするんだという懸念の中、資金が株式・不動産に流れ込むのを抑制できないでいるのです。
※M2=現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(預金通貨、準通貨、CDの発行者は、国内銀行等<マネーサプライ統計のM2+CD対象預金取扱機関と一致>)
⇒参照・引用元:『日本銀行』「マネーストック統計のFAQ」
https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/faqms.htm/
(吉田ハンチング@dcp)