韓国の新規個人投資家「2/3」損失を被っている!上昇相場でさえ

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韓国ではお金じゃぶじゃぶ状態が続いており、この資金が株式市場不動産市場などへ流れ込み、資産価値を膨らませてきました。

以下のようにKOSPI(韓国株式市場)では、コロナ禍のよる大暴落の中、株価は2020年03月末に底を打ち、急速に上昇してきました(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。

この上昇では、韓国では空前の株式投資ブームとなり、それは現在も続いています。

では、このブームに乗った新規の個人投資家は利益を上げているのでしょうか。

韓国メディア『韓国経済TV』に非常に興味深いリポートが出ているのですが、答えはノーです。

同記事から一部を以下に引用します。

(前略)
13日、株式市場における個人投資家の増加をどのように見るか、をテーマに開かれたオンラインセミナーで資本市場研究キム・ミンギ研究委員とキム・ジュンソク選任研究委員は、昨年03月から10月までの国内株式市場で「新規投資家の62%が損失を受けた」ことが調査の結果分かったと述べた。
(後略)

⇒参照・引用元:『韓国経済TV』「新規個人投資家の3人に2人は損失…『原因は頻繁取引 』」

新規トレーダーの2/3は損を出しているというのです。

2020年の03~08月といえば、上掲の期間になります。どこで買っても持ってるだけで上がっていく局面なので、誰が損をするんだと思われるかもしれませんが、株式取引というのは、その「持っているだけ」というのも胆力がいるものなのです。

一方、個人投資家全体で見ると以下のようになるとのこと。

個人投資家全体では……
54%:収益が0%以上(利益が出ている)
46%:収益がマイナス

なぜこのような損失が出るのかというと、原因は「取引回数が多いから」とのこと。これは至極当然の話で、取引回数が増えるほど損をする可能性は高まります。新規トレーダーはそのことを理解していないので負けるのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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