日本は祝日で市場はお休みですが、貿易戦争の緩和を示唆すると歓迎された「アメリカ・中国の新しい通商協議」が開催されないかもしれないという報道が出ました(『ウォール・ストリート・ジャーナル』09月16日)。
アメリカが中国からの輸入品目約2,000億ドルに対して追加関税を発動しようとしており、その状況での交渉を中国が嫌気しているためです。頭に銃を突きつけられて交渉を行う用意はないと、中国は通商協議の提案を拒否することを検討中とのこと。
貿易戦争緩和の見通しが立たなくなったため、09月14日(金)には少し上がった「上海/シンセン CSI300」も下落(上掲チャートは『Bloomberg』より引用)。対ドルの元も、09月14日には高く振れたのですが、また通貨安方向へ逆戻りです(下掲チャートは『Investing.com』より引用)。
また先行きが怪しくなりました。
(柏ケミカル@dcp)