韓国「石炭公社」債務超過で首が回らない。この上CP「2千億」発行予定

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韓国のエネルギー関連公社はほとんどが赤字体質で莫大な負債を抱えていますが、脱炭素政策のあおりを食っているのが『石炭公社』です。

以下の要約貸借対照表をご覧ください。

資産:9,116億ウォン(約875億円)
負債:2兆1,058億ウォン(約2,022億円)
資本量:-1兆1,941億ウォン(約-1,146億円)
債務比率:計算不可

⇒参照・引用元:『韓国 石炭公社』公式サイト「要約貸借対照表」

2020年の決算時点で負債は総額「2兆1,058億ウォン」。資産は「9,116億ウォン」しかありませんから、資産を全て売却しても負債を返済できません。債務超過です。l

2016年上半期から債務超過に陥っており、負債比率も計算できません。

脱炭素政策によって、その存在価値がほとんど失われていますが、事業は継続されており、赤字を積み重ね続けているのです。

しかも、韓国メディアの報道によると2021年に長期CP(Commercial Paperの略:約束手形の一種)を発行して「2,000億ウォン」(約192億円)の新規借り入れを行う予定だというのです。

このままいっても負債を返済できる可能性はほぼありませんので、「一体どうするつもりなのか」という話です。韓国政府の抜本的改革が焦眉の急となっています。

(吉田ハンチング@dcp)

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