「韓国の政治は三流」という発言。昔は四流でした

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小ネタかもしれませんが、ご紹介します。

統一教会系の韓国メディア『世界日報』に「ソフトパワーは一流、政治は三流の国」という記事が出ました。

同紙のキム・ファンギ論説委員が書いた記事ですが、韓流のソフトパワーは今や世界的に認められているとし、

(前略)
「アイドルグループ『防弾少年団(BTS)』はアメリカのビルボードチャートを席巻し、映画『寄生虫(パラサイト)』と『ミナリ』はアカデミー賞を取り、ハリウッドを覆した。

また『イカゲーム』に続き『地獄』が世界の人々から最高の愛を受けるドラマとしてそびえ立った。

拍手を送るしかない。
(後略)

⇒参照・引用元:『世界日報』「ソフトパワーは一流、政治は三流の国」

と書いています。このソフトパワーと比較して韓国の政治はなんだ、というのがキム論説委員の主張です。「より大きな問題は、三流政治がソフトパワーの足かせとなっている点だ」とし、政治の世界でも韓流が花開くようにしてほしい――と述べています。

ソフトパワーにかこつけて韓国政治に文句をつけたかったかのような記事で、キム論説委員の主張はそこにあるようです。

キムさんは「三流」としていますが、韓国政治は韓国人自身からあまり高い評価は得られてきませんでした。

この種の発言で最も有名なのは、『サムスン』グループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長の

経済は二流。政治は四流

という言葉でしょう。

2020年10月25日に死去した李会長がこの発言を行ったのは1995年のことでした。当時は四流だったのですが、2021年には「三流」に等級が上がったのかもしれません。

「韓国の政府が四流」という評価が正しかったと思わされるのは、この発言の直後、『サムスン』グループが税務調査を受けたためです。

調査は、当時の金泳三(キム・ヨンサム)大統領が発言に激怒したのが原因で行われたそうです。特に筆者独自の想像ではありません(牧野愛博先生のご本にもそのように書かれています)。

「度量の狭い大統領」「大人げない」と感じずにはいられませんし、そのようなことをすればするほど「四流」を証明するようなものだとは考えなかったのでしょうか。

ともあれ、キム論説委員によれば、2021年の政治は三流だそうです。次期大統領が誰になるかで、この等級はまた下落しそうです。

(吉田ハンチング@dcp)

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