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韓国「日韓関係は改善しない」と悲観。しかし「日韓の協力は必須」と厚かましい結果

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韓国は反日姿勢を鮮明にする割には、経済では仲良くしよう――という矛盾した態度を取ります。日本からすれば、「なぜそれが両立すると思うのか」が非常に不思議ですが、韓国では「用日」などという言葉がまかり通っています。

現在、日韓関係は最悪と呼ばれています。もっとも、本当に最悪だったのは朴正煕大統領の奥さんが銃撃された際だった――とする識者もいらっしゃいます。

それはともかく、韓国企業は最悪と称される日韓関係をどのように見ているのかは気になるところです。

2021年11月29日、韓国の『大韓商工会議所』は、日本との輸出入を行う企業202社を対象とした「日韓関係についての企業の認識実態調査」を行った結果を公表しました。

非常に興味深い結果となっています。

まず、日韓の経済協力関係は必要かという質問については以下のようになっています。

日韓の経済協力関係の必要性
必ず必要だ:92.6%
必要性は感じられない:7.4%

⇒参照・引用元:『大韓商工会議所』公式サイト「日韓関係企業認識実態調査」

約93.6%」の韓国企業が日韓協力が必要と回答しています。非常な高率です。

次に、「現在は最悪」とされる「日韓関係の展望」についてです。

日韓協力関係の展望
現在の困難が持続する:80.7%
徐々に良くなる:12.9%
さらに悪くなる:6.4%

⇒参照・引用元:『大韓商工会議所』公式サイト「日韓関係企業認識実態調査」

現在のママという韓国企業がなんと「約81%」に達しています。最悪といわれる状態が続くと考えているのです。また、現在よりさらに悪くなると考えている企業が「約6%」あることも見逃せません。

日韓協力の最大の障害物」は何かという質問に対する回答は以下です。

日韓協力の最大の障害物
過去の歴史問題:42.1%
コロナ19再拡散など対外条件の悪化:15.3%
輸出規制など両国間貿易摩擦:12.9%
相互認識および競争意識の高まり:10.4%
両国国民意識の悪化:9.9%

⇒参照・引用元:『大韓商工会議所』公式サイト「日韓関係企業認識実態調査」
原文ママ

最大の障害物としては「過去の歴史問題」が最も票を集めました。歴史問題を蒸し返し続けているのは韓国の方なので、韓国は経済協力は必要と認識しながら、自ら協力関係を壊していることになります。

日韓協力の最優先課題は?」という質問に対しては以下のような結果になっています。

日韓協力の優先課題
自由貿易主義を維持するための共同の努力:31.2%
日韓、日中韓およびCPTPPなどFTAを拡大:21.8%
海洋ごみ・PM2.5など環境問題対応:16.8%
サプライチェーン再編の技術協力強化:16.3%

⇒参照・引用元:『大韓商工会議所』公式サイト「日韓関係企業認識実態調査」
原文ママ

自由貿易についての意見が1,2位を占めています。先にご紹介したことがありますが、進めていた日韓FTAを自ら蹴ったのは韓国です。今になって『CPTTP』に加入させろ、などと主張していますが、韓国が加入できる可能性は高くありません。日韓のルールを守らない国ですので。

意外なことに、環境問題対策が3番目に高い支持を集めていますが、日本との協力の前に海洋ゴミを日本海に投棄するのを止めていただきたいものです。

「サプライチェーン再編の技術協力強化」については、日本は行わない方がいいでしょう。日本の技術が流出して迷惑をかけられる可能性があります。韓国のいう「日本との技術協力」は「日本の技術をよこせ」という意味かもしれませんので要注意です。

『大韓商工会議所』のプレスリリースには次のような見逃せない一文があります。

実際、企業も政治と経済のデカップリング(Decoupling)が必要だと訴えた。

政治は最悪でも経済は協力しようという主張で、これこそ「用日」論に他なりません。

お互いに合意したルールは守る。

政治でも経済でも同じで、これが毀損されたら相手国を信用することなどできません。日本が韓国を「ルールを守れない国だ」と見ていることを理解していないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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