『Apple(アップル)』が来る2022年09月07日10:00(日本時間09月08日02:00)に特別イベントを発表する予定です。このイベントでiPhone14も公表されると目されています。
韓国ですでにiPhone14の販売単価の予測が出ているのですが、前作よりも15%上昇するといわれています。
そのため、ネット上には「今回はスキップする」「涙を流して前作を購入する」などの声が挙がっており、iPhone14が売れない分、『サムスン電子』のギャラクシーが売れるのではないか、という期待を韓国メディアが報じています。
『毎日経済』の記事から一部を以下に引用してみます。
(前略)
iPhone14の価格上昇が既定事実化され、競合している『サムスン電子』のギャラクシーZフォールド4・フリップ4が反射利益を得るのではないかという期待感が高まっている。『サムスン電子』が去る10日に出した新作「ギャラクシーZフォールド4」の価格は256GB基準199万8,700ウォン(約19万9,870円;筆者注/以下同)で凍結した。
「Zフリップ4」の場合135万3,000ウォン(約13万5,300円)で前作から9万9,000ウォン(256GB基準/約9,900円)の値上げにとどまった。
原材料価格の上昇、物流比の増加などのインフレ圧力を考慮すると、価格の引き上げが合理的であるが、価格を据え置いたことで購買需要を刺激すると予想される。
(中略)
業界関係者は(中略)「iPhone価格の引き上げが確実視されればギャラクシーZフォールド4・フリップ4の反射利益が期待できる」と述べた。
ちなみに、韓国でのiPhone14の販売予想価格は「237万ウォン」だそうで、日本円にすると「23万7,000円」となります。
確かに高価ですが、問題は「iPhoneが高すぎる。仕方ないギャラクシーにしよう」という選択があり得るかどうかです。
日本では絶対にあり得ませんし、いまだにiPhoneが大好きな中国でもないでしょう。
そもそも中国の皆さんはもう韓国製のスマホに特別な価値を見出してはいません。だから中国市場における韓国スマホのシェアはほとんどゼロなのです。
とりあえず、韓国のメディアや業界関係者の皆さんの思惑どおりになるかどうかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)