韓国・尹錫悦前大統領に実刑5年懲役の判決(第1審)⇒ 尹錫悦は控訴。

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2026年01月16日、韓国ソウル中央地方裁判所で「2024年12月04日に非常戒厳宣布を行った尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領」についての裁判の一審判決が出ました。

これは本筋の「内乱首魁裁判」とは別件の裁判です。

「内乱首魁裁判」について特検(特別検察)が「死刑を求刑」して日本でも話題になりましたが、これは12・3非常戒厳宣布後、戒厳宣布文に事後署名・廃棄し、高位公職者犯罪捜査処の逮捕状執行を阻止した容疑などで追加起訴された――ものです(起訴は2025年07月)。


↑判決を言い渡すペク・デヒョン部長判事。どうでもいいですが、うちの編集長はこの人を見て「あっ、目がイッてる人だ」と言っていました。

裁判長を務めた白大鉉(ペク・デヒョン)さんは16日午後、

特殊公務執行妨害
職権乱用権利行使妨害
虚偽公文書作成および同行使

――などの容疑で起訴された尹前大統領に対し、「懲役5年」を言い渡しました。


↑2025年01月03日、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を逮捕するために大統領官邸に高位公職者捜査処が迫ったのですが、大統領警護処の職員がこれを通さずにらみ合いとなりました。結局、この日の逮捕執行は大統領警護処が体を張って防ぎました。

この裁判では、上掲の「公捜処逮捕状執行阻止」についてが最大の争点――とされていたのですが……。

白大鉉(ペク・デヒョン)裁判長は有罪と宣告。

「大統領官邸が軍事上の機密場所であるとしても、被疑者逮捕のための適法な令状執行を拒否する権限はない」

「車で壁をつくって警護処の人員を動員して物理的に阻止したことは、大統領の強大な影響力を乱用して公権力を無力化した行為だ」

「私的利益のために、国家に忠誠すべき警護処を、自身の安危のために事実上私兵化した」

――と述べました。

戒厳宣布の過程および事後収拾手続きにおける違法性も指摘。

本件については非常戒厳宣布当時、一部の国務委員にのみ招集を通知し、7人の審議権を剥奪した点を職権乱用と判断しました。

また、実際には12月07日になって初めて作成された文書を、あたかも戒厳当日の03日に適法に宣布されたかのように日付と署名を操作した――と認定。「法治主義を欺く『偽の宣布文』であり、明白な虚偽であると判断しました。

「被告人は、戒厳宣布当時、関係国務委員による正常な副署(署名)手続きが行われていなかった点を認識していたにもかかわらず、事後にこれを遡及して作成することにより、あたかも憲法第82条が定める国法上の手続的要件を備えたかのような外観を作出した」

「手続きの要件を備えたかのように見せるため、文書を事後に作成し、これを任意に廃棄したことは、憲法擁護の義務を放棄したものだ」

と述べ、大統領記録物法違反および公用書類損傷の容疑について、いずれも有罪と認定しました。

5年の懲役という量刑については、

「被告人は大統領として憲法を擁護し、法秩序を遵守すべき義務があるにもかかわらず、権力を乱用し、法を軽視する態度を示しており、非難されて然るべきだ」

「正当な公権力の行使を無力化し、国家の法秩序機能を阻害した点で、被告人の罪質は非常に悪い」

――と述べています。

また、

「本件犯行について、納得し難い弁明に終始し、誤りを反省する態度を全く示していない」

「本件犯行によって毀損された法治主義を立て直す必要性を考慮すれば、罪責に相応する厳重な処罰が必要だ」

――と付け加えています。


2026年01月16日(金)には、尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領の支持者が「尹Again」のデモを行いました。


↑「YOON AGAIN」と共に「YOON ONLY」というスローガンも登場しています。

左派・進歩系人士に支配された韓国の現状に不満を持つ人もいらっしゃいます。


↑「윤석열 대통령 응원합니다(尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領応援しています)」、「윤석열 대통령님 김건희 여사님 힘내세요(尹錫悦大統領 金建希(キム・ゴンヒ)夫人頑張ってください)」、「윤석열 즉각 석방(尹錫悦 即刻釈放)」などのプラカードを掲げています。

このような尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領を支持してデモを行う皆さんについては、韓国メディアではほとんど報じられていません。

「有罪・懲役5年」を正当化しようとしているのです。さあ果たして正当な判決でしょうか。

2026年01月19日、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは控訴しました。

これが素晴らしい「K-民主主義」の現状です。

(吉田ハンチング@dcp)

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