小ネタかもしれませんが、韓国の左派・進歩系人士というのはボンクラな人材ばっかりだ――ということがよく分かる事例ですので、ご紹介しておきます。
文在寅政権で一時、法務部の部長(長官)を務めたこともある秋美愛(チュ・ミエ)さんが謝罪するハメになりました。
しかも2回謝罪するハメになりました。

秋美愛(チュ・ミエ)さんは、現在京畿道の知事に成りおおせていますが、監査シーズンで国政監査の場に引きずり出されました。
2026年10月13日、国会行政安全委員会による京畿道の国政監査で、秋知事は消防公務員の人件費について、次のように述べました。
인건비가 1조1000억원 정도로서 소방이 가장 큰 골치 아픈 재정 빨대 같다.
「人件費が約1兆1,000億ウォンで、消防が最も頭の痛い財政ストローのようです」
この「재정 빨대(財政ストロー)」という表現が、消防士を財政のお荷物のように扱うものだとして、強い反発を招きました。
秋美愛の発言直後に消防士が死亡する事故が発生
事態をさらに深刻にしたのが、京畿道富川市の工場火災で、消火活動に当たっていたキム・ジンソク消防尉が殉職したことです。
キム・ジンソク消防士(44歳)は、工場火災の消火活動中、炎と黒煙が急激に広がって建物内に取り残され、心肺停止状態で救出された後、搬送先の病院で亡くなりました。
痛ましいことの7歳(数え・満年齢では6歳)の愛娘を残しての死でした。キムさんは亡くなった後、「소방장(消防長)」から「소방위(消防尉)」に1階級特進となりました。

↑2026年10月17日、弔問を終えた秋美愛(チュ・ミエ)知事が記者団に向かって発言しているところ。
10月17日、秋知事は遺族を弔問した後、記者団に対して次のように述べました。
「私の意図とは異なって伝わったのであれば、深く遺憾の意を表します。また、謝罪を望まれるので、本当に心を込めておわびします」
ところが、「사과를 바라시니까(謝罪を望まれるので)」という部分が、さらに批判を招きました。
自分の発言が不適切だったから謝罪するのではなく、相手が謝罪を要求するから謝罪するという、責任を回避するような態度に受け取られたのです。
李在明(イ・ジェミョン)も弔問する
発言 ⇒ 消防士殉職の事態は、大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんや与党に成り上がった『共に民主党』にも波及しました。

↑殉職した消防士の弔問に訪れた李在明(イ・ジェミョン)さん。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は10月17日、殉職した消防士を追悼し、消防隊員の処遇改善を約束しました。同日夜には遺族を弔問しています。
『共に民主党』の金民錫(キム・ミンソク)代表も、党を代表して謝罪するとともに、秋美愛(チュ・ミエ)知事に反省を伴う謝罪を求めました。
一部の党員からは秋知事の除名を含む厳しい処分を要求する動きも出ます。
ただし、金民錫(キム・ミンソク)さんが秋美愛(チュ・ミエ)さんに強く当たっているのは、秋美愛(チュ・ミエ)さんが李在明(イ・ジェミョン)さんと対立している――という背景があります。
秋美愛が再謝罪に追い込まれ、刑事告発
10月19日、秋美愛(チュ・ミエ)知事は国会国土交通委員会の国政監査で改めて謝罪しました。
「最近の私の発言によって心に傷を負われた消防士の皆さんにも、心からおわび申し上げます」と述べ、消防士の安全と処遇を一層細やかに確認していくと約束しました。
一方、市民団体『庶民民生対策委員会』は同日、秋美愛(チュ・ミエ)知事を名誉毀損、職権乱用、業務妨害などの容疑で重大犯罪捜査庁に告発しました。
ただし、告発されたことと犯罪が成立することは別問題です。こういうムーブは韓国市民団体(大笑い)の常道です。
さらに、同じ『共に民主党』のプ・スンチャン議員まで19日の国政監査で、消防が財政を吸い上げているという主旨の発言をしたため、論争が拡大しました。
「発言は間違っていたが、十分に謝罪した」と擁護し、消防財政の構造的問題に議論を移そうとしたのです。
(ここぞとばかりに)金民錫(キム・ミンソク)『共に民主党』代表は、同議員について党倫理審判院に職権調査を指示しました。
世にもあほらしいことに、秋美愛(チュ・ミエ)の失言は消防士の方が亡くなったことで、『共に民主党』の内紛騒動に発展しています。
(吉田ハンチング@dcp)






