韓国の「先進国になりたい願望」が打ち砕かれる現実。「GNI」が後退

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韓国には強烈な「先進国になりたい願望」があるのだなぁ――とあらためて思わされる話です。韓国はなぜかやたらと「1人当たりのGNI(Gross National Incomeの略:国民総所得)」を気にする国で、韓国メディアでは折に触れてコレが登場します。

韓国の1人当たり国民総所得は以下のように推移しています。

上掲のとおり、韓国の1人当たり国民総所得は2018年の「3万3,564ドル」をピークに2019年、2020年と2年連続で下落しました。

韓国メディアは、1人当たり国民総所得「4万ドル」が先進国入りのハードルと考えているらしく、例えば『毎日経済』では以下のように書いています。

コロナ19衝撃で、昨年韓国の1人当たりの国民総所得(GNI・3万1,755ドル)が2年連続で後退し、最短でも2028年にならなければ先進国の「敷居」4万ドルを達成することができないという分析が出た。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「韓国マイナス成長にも「イタリアの国民所得追い越し」と自慢」

まだ「2028年には1人当たり国民総所得4万ドルを達成できる」と考えているようですが、果たして可能なのか?と思わせるデータがあります。

以下の韓国の期間ごととのGDP成長率をご覧ください。

「1981~1989年」は「7.5%」あった平均GDP成長率は、「2010~2019年」には「2.3%」に下がっています。

このように韓国の経済的に成長する力は徐々に弱まっており、間もなく低成長あるいは0成長フェーズに入るものと予測されます。

なのに次の10年期で「4万ドル」を達成するとするのは、いさかか楽天的過ぎるのではないでしょうか。

仮に韓国メディアの認識どおり「4万ドルが先進国のハードル」だとするなら、韓国は永遠にそれを超えられないかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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