もうスッカラカンだというのに、韓国の失業給付(いわゆる失業保険の支払い)が高止まりで下がりません。この一事をもってしても韓国の雇用喪失がいかに危機的な状況にあるのかが分かります。
2021年03月15日、韓国の雇用労働部が公表した「02月の労働市場の動向」によれば、また失業給付が「1兆ウォン」を超えました。
以下をご覧ください。
韓国がコロナ禍に苛まれ、失業者が急増するつれ失業給付の額も伸び、2020年05~09月の5カ月間「1兆ウォン超え」が続きました。しばらくは9,000億ウォン台だったのですが、2021年02月になってまた「1兆149億ウォン」(約974億円)です。
韓国政府は何をやってるんだという話ですが、先にご紹介したとおり、失業給付の源泉である雇用保険基金はすでに事実上枯渇しています。赤字な上に他の基金から融資を受けないと失業給付を続けられないのです。
韓国の雇用保険基金は債務の利子を支払いながら失業給付を続けています。まさに血を吐きながら続けるマラソンです。
韓国「雇用保険基金」がついに枯渇と判明! どうするつもりか
テレビなどの一般報道ではあまり触れられませんが、韓国では失業問題が深刻です。コロナ禍により失業率は「3.4%」(2020年11月時点)に上昇。若年層失業率は「8.1%」と特に若い世代で失業が深刻になっています。この事態によって「失業給付」(...
(吉田ハンチング@dcp)