韓国産の暗号資産(仮想通貨)「ルナ」(テラ)が急落して世界中を阿鼻叫喚の地獄に突き落としたことがありました。
投資家の被害額は6兆円規模になると推測されています。
この「ルナ」の開発者はクォン・ドヒョン(別名ド・クォン:Do Kwon)という人物で、「韓国のイーロン・マスク」という異名を取ったこともあります。テラおよびルナは「Terraform labs」という会社によって発行・運営されていました。
クォンさんは、2022年05月に暴落する前、04月にシンガポールを脱出。セルビアに逃亡――まではニュースがあったのですが、その後、消息不明に。クォンさんは詐欺の疑いで国際手配され、インタポールが照会の網をかけていました。
2023年03月23日、モンテネグロの首都ポドゴリツァ空港で、インターポールから送付されていた指紋情報などによって、クォンさんを確認。「確保だ!」となった模様です。
現地警察は、コスタリカの偽造パスポートを持っていたクォンさんを逮捕しました。一時は「韓国人として誇らしい」と尊敬の念を抱かれる人物だったのですが、異国の地でお縄になるという結果となりました。
本国送還で捜査が行われることになるでしょうが、どんな事実が明らかになるのかが見ものです。
韓国の仮想通貨「ルナ」開発者に資金洗浄の疑い。バージン諸島への送金履歴が見つかる
大暴落を引き起こし、韓国のみなず、世界を大混乱に陥れた暗号資産「ルナ」。2022年05月17日から検察が捜査を行っていますが、「タックスヘイブンに資金を送った事実」が判明したとされ、開発者の韓国人クォン・ドヒョンさんに「資金洗浄」の疑いが掛...
韓国「価値がほぼゼロ」になった暗号資産の空売りで大もうけ――という話
読者の皆さまもご存じのとおり、韓国産の「テラ」(そしてルナ:後述)という暗号資産が大暴落して価値が「ほぼゼロ」という事態になりました。これを開発したのはクォン・ドヒョン(別名ド・クォン:Do Kwon)という人物で、「韓国のイーロン・マスク...
(吉田ハンチング@dcp)