韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が訪米日程を開始しました。
04月26日にはバイデン大統領との首脳会談が予定されています。
それに先立ち、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は『Netflix』テッド・サランドスCEOと会いました。
↑『Netflix』CEOと談笑する尹大統領。YouTube
この会談で『Netflix』サランドスCEOは「今後4年間で韓国に25億ドルを投資する」と表明したとのこと。韓国メディアはこれを――自らを「韓国営業マン第1号」とする尹大統領が訪米さっそくに成果を挙げた――と報じています。
しかし、もともと『Netflix』はコンテンツ制作で世界各国を資金を投じており、韓国もまたしかりです。K-コンテンツの躍進と誇った『イカゲーム』にしても『Netflix』。
懐疑的にいえば、もともとコンテンツ制作で韓国に投じる予定だったお金を、リップサービスであらためて口にしただけなのではないか――と考えられます。
一応、サランドスCEOは「今後4年間、韓国ドラマと映画、そしてリアリティショーの創作を助ける。これ(25億ドル:引用者注)は『Netflix』が韓国に進出した2016年から昨年まで投資した総金額の2倍に達する金額」と述べています。
25億ドルは、(予定になかった)本当に新規投入の資金でしょうか。そうでないなら、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の訪米の成果とはいえないはずです。
予算が倍になったのは『イカゲーム』などの制作に頑張った韓国制作チームの成果といえるのではないでしょうか。
そもそも韓国は『Netflix』に対してネット回線について圧力をかけていました。
※『Netflix』は韓国のネット回線の通信量の多くを使っているのだからお金を払えという件で以下のように敗訴しています。
ですので、『Netflix』CEOは決して韓国にいい感情を持っていないはずなのです。よくまあそんな相手に「お金を出しなさい」と話しに行けるものですが、こういうところが韓国なのでしょう。
ともあれ訪米ウイークが始まりました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の活躍にご期待ください!
(吉田ハンチング@dcp)