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【利益59%消失】韓国の中国貿易に大ブレーキ。確実に事態は悪化している

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韓国輸出1本で食べている国ですので、輸出でもうからないと国が傾きます。ですから貿易収支(輸出 – 輸入)は常に黒字である必要があります。

しかし、04月にはこの大事な貿易収支が赤字に転落しました。

新型コロナウイルス騒動のためではありますが、実は韓国の輸出は退潮の色を深めているのです。

中国は韓国にとって最大の貿易相手国だが……

現在、韓国の最大の貿易相手国は中国です。韓国の貿易相手国Top5とその金額を見ると以下のようになります。

金額前年比
第1位中国1,621億2,500万ドル14.1%増
第2位アメリカ合衆国727億2,000万ドル6.0%増
第3位ベトナム486億2,200万ドル1.8%増
第4位香港459億9,600万ドル17.6%増
第5位日本305億2,900万ドル13.8%増

⇒参照・引用元:『JETRO』「2019年版 ジェトロ世界貿易投資報告」
https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/gtir/2019/04.pdf

比率で見ると以下のようになります。

中国がいかに韓国の貿易で大きなウエイトを占めているかが分かります。

対中国貿易の利益が「59%」減った!

現在、この最大の貿易相手国への輸出に大ブレーキがかかっているのです。

『韓国銀行』が2020年06月19日に公表した「2019年の地域別の国際収支(暫定)」というデータをグラフ化したのが以下です。

中国への輸出金額(オレンジの線)が2018年の「1,413億5,860万ドル」から2019年の「1,162億9,300万ドル」へと急下落しています。なんと250億6,560万ドルの減少です。

対して輸入は2018年の「959億6,360万ドル」から2019年の「977億5,880万ドル」へとむしろ増えています。

その結果、貿易収支(輸出 – 輸入)は2018年の「453億9,500万ドル」から2019年の「185億3,420万ドル」へと急減しました。

268億6,080万ドル約59.2%)も対中国貿易のもうけ(黒字)は縮小したのです。2019年の結果ですので、これは新型コロナウイルス騒動は関係ありません。

新型コロナウイルス騒動で2020年はさらに悪化することは確実です。

そうなのです。このままいくととてもマズイのです。今、韓国は最大の利益を上げていた市場で、もうけることができなくなってきたのです。

(柏ケミカル@dcp)

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