おススメ記事

韓国「何もかも」が政争の具

広告

韓国では次期国会議員選挙が1年以内に迫り、与党『国民の力』と野党『共に民主党』の戦いが激しくなっています。

広島G7サミットに招待されたことを「G8も間近」と(大統領室と一緒になって)メディアが盛り上げたのが効いたのか、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率は上昇しています。与党『国民の力』も少し上昇し、『共に民主党』は下落。

『共に民主党』としては逆転の手を打たなければなりませんが、福島処理水の問題、旭日旗問題も支持率向上に結びついたようには見えません。

これまで支持率向上に寄与してきた反日デマの効き目が薄くなっています。

どんなことをしても次期総選挙に勝たなければならない左派・進歩系としては、どんな些細な事も『国民の力』、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の瑕疵として扱い、国民を煽動していかなければなりません。

対する『国民の力』は政権側を握っていますので、すきを見せず、権力を使って『共に民主党』の動きを逐一潰していくのが基本方針。

本日、法務部長官の韓東勳(ハン・ドンフン)さんの件で動きがありました。

長官の住所をテレビ局が流していた

先にご紹介した、市民ジャーナリストを自称する「ザ・探査」のメンバーが、韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官の「自宅マンション」の部屋前まで侵入、その様子を動画撮影した件です(現在YouTubeに上がった動画は非公開となっています)。

韓東勳(ハン・ドンフン)長官は、「ザ・探査」の5人を「報復犯罪および住居侵入の疑い」で告発。これは当然で、韓東勳(ハン・ドンフン)当人のみならず家族にも危害が及ぶかもしれないからです。

韓東勳(ハン・ドンフン)長官の自宅住所の情報あ、韓国テレビ局『MBC』から漏れていたことして、警察が同局の強制捜査に入ることとなりました。

これに対して極左新聞『ハンギョレ』は本件について「韓国法相の個人情報流出で国会とマスコミを家宅捜索したのは行き過ぎた捜査」という社説記事を出しています。

同記事では以下のように書いています。

(前略)
マスコミ各社が同資料を確保しようとするのは、公職候補者を検証するための公益的性格が強い。これに厳格な法の物差しを突きつけることは、マスコミの公職者検証機能を制約する恐れがある。

警察が同日、国会事務処まで家宅捜索したのは、今後の人事聴聞会で国会の「対マスコミ協力」を狙ったのではないかという疑念を抱かせる。

記者が確保した資料を外部に流出させるのは間違っている。

しかし、警察が韓長官の個人情報資料を探すためにMBCニュースルームの家宅捜索に踏み切ったことは理解に苦しむ。
(後略)

⇒参照・引用元:『ハンギョレ(日本語版)』「[社説]韓国法相の個人情報流出で国会とマスコミを家宅捜索したのは行き過ぎた捜査」

厳格な法を適用することは理解に苦しむなどと述べています。言論弾圧といわんばかりです。

マスコミが個人情報を漏らし、そのことで政府要人が身の危険にさらされることは懸念しないのでしょうか。同じマスコミ人として批判はしないのでしょうか。

こういう主張をするから左派・進歩系メディアは信用ならないのです。

ともあれ、韓国はこれからますます「保守系 vs 左派・進歩系」の戦いが激しくなります。あらゆるものが政争の具になります。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました