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韓国は異常「左派エクスプロイテーション映画」が次々と製作される

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Money1でもご紹介したとおり、韓国の文在寅前大統領を主人公にした映画『文在寅です』が公開されましたが、観客動員数は鳴かず飛ばずな状況になっています。

観客が来なくてもお金集めの段階で成功!

映画『文在寅です』の数字が分かっているところまでまとめると、以下のようになります。

05月10日 1日目(水):1万2,783人
05月11日 2日目(木):1万2,039人
05月12日 3日目(金):2万4,665人
05月13日 4日目(土):1万2,411人
05月14日 5日目(日):1万1,546人
05月15日 6日目(月):3,522人
05月16日 7日目(火):3,864人
05月17日 8日目(水):2,579人
05月18日 9日目(木):2,261人
05月19日 10日目(金):1万2,361人
05月20日 11日目(土):2,860人
05月21日 12日目(日):2,654人
05月22日 13日目(月):1,352人
05月23日 14日目(火):2,104人
05月24日 15日目(水):468人
05月25日 16日目(木):522人
05月26日 17日目(金):898人
05月27日 18日目(土):608人
05月28日 19日目(日):1,005人
小計:11万502人

興行収入:10億6,857万5,813ウォン

この動員数には封切り前の動員数「1,275人」、興行収入「1,478万6,000ウォン」は含まれていません。

『文在寅です』は「約11万人」の動員で、興行収入「約10.7億ウォン」というところです。

ざっくり1/10にして、約1.1億円の興行収入ですので、これははっきり悪いといえるのではないでしょうか。

ただ、この『文在寅です』の映画製作に当たっては、先にクラウドファウンディングで製作費を集めています。

クラウドファンディングサイト『タンブルバック』によると、14億8,783万ウォンの後援金を集めています。3万4,036人が後援に参加し、このうち試写会チケットと限定版DVDなどがもらえる10万ウォン相当の後援をした人が3,579人もいました。

当初製作会社の目標金額は3,000万ウォンでしたが、大きく上回る結果でした。

そのため、興行自体は鳴かず飛ばずですが、製作陣はクラウドファウンディングの段階で「(日本円でざっくり)1.5億円」も入ったわけですから、ウハウハだったと思われます。

そのそもが(日本円でざっくり)300万円で製作しようとしていた映画です。これはボロ儲けといっていいのではないでしょうか。

なにせオッサンが野良仕事などをしているのがメインの映画です。普通の映画よりもはるかに安上がりです。

韓国の駄目男・曹国の映画も制作前から大もうけ!

一方、疑惑のタマネギ男こと曹国(チョ・グク)さんを主人公にしたドキュメンタリー映画『君が曹国』という作品もあります。

↑『君が曹国』のティーザー動画

本作は、曹国(チョ・グク)さんが法務部長官に指名された2019年08月09日から辞退に追い込まれた10月14日までを追った作品で、『文在寅です』より前に公開されました。

文在寅さんが野良仕事をし、かつてのスタッフが文礼賛を繰り広げる凡作より、内容がまだしもドラマチックなので、観客動員数「33万3,633人」、興行収入「31億1,025万2,870ウォン」33万人という結果でした。

この『君が曹国』もクラウドファウンディングでお金を集めています。

目標額は5,000万ウォンだったのですが、たった4時間で「6,844万8,000万ウォン」が支援され、最終的には約26億ウォンを集めました。

この映画もクラウドファウンディング時点で大もうけが確定です。


↑「君が曹国」のポスター。「誰かに似てる……」と思っていたのですが、ナルシスティックな感じといい、駄目男な感じといい「太宰治」に似ていると思われませんか?

次は朴元淳の『初弁論』

こうなってくると、左派・進歩系政治家の人生をネタにしたエクスプロイテーションムービーです。

もともと韓国では映画がプロパガンダに大きな役割を果たします。しかも、クラウドファウンディングで製作費がリクープできるとなれば、そりゃ「やる」でしょう。

しかし、倫理観をどこかに置き忘れたような所業です。

驚くべきことに、セクハラ疑惑を追求されて自死した朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長の映画が製作されており、公開の予定です。

ただし、セクハラ被害者の心理を慮り、クラウドファウンディングのプラットフォームは全て断りましたので、製作委員会がYouTubeチャンネルに出演して支援金を募り、2億ウォンの資金を集めました。

この映画は「セクハラ疑惑は被害者がただ言っているだけだ」と主張する『悲劇の誕生』という本を原作にしており、反発を買っています。朴元淳(パク・ウォンスン)の疑惑を一方的にかばうために製作された映画なので、反発が起こって当然です。

しかも、セクハラ疑惑については、被害者となった女性が朴元淳(パク・ウォンスン)さんから送られたセクハラメールなどの証拠を捜査陣に提出しており、彼がストーカーまがいの人物だったことは疑いようがないのです。

しかるに、映画を製作してそのような人物をかばおうとするのは「偏向している」といわれても仕方がないことでしょう。

左派・進歩系政治家を賛美しようとする意図のエクスプロイテーションムービーが次々に製作される韓国は、やはり異常としかいいようがありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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