「どんどん下がりますねぇ」という話です。
2023年06月07日、『OECD』が「Global Economic Outlook June 2023」(世界経済見通し2023年06月版)を公表。この中で韓国の経済成長率の見通しを下方修正しました。
↑今回の公表では、2023年は『OECD』平均は「1.4%」、世界平均は「2.7%」となりました。「(経済の)好転は依然として脆弱であり、リスクは下方に傾いている。
ロシアのウクライナに対する侵略戦争の展開とその世界的影響に対する不確実性は依然として主要な懸念事項である。
ヨーロッパの暖冬など、今年のエネルギー需要の削減に貢献した好条件の一部は、来年も繰り返されない可能性がある」
と書いています。
上掲のとおり、韓国(korea)は03月の見通しでは「1.6%」だったのですが、これを「1.5%」に小幅ながら下方修正しました。
Money1でもご紹介してきましたが、
2023年韓国の経済成長率見通し
『IMF』:1.7% ⇒ 1.5%
(『IMF』は4回連続の引き下げ)
『韓国銀行』:1.6% ⇒ 1.4%
『Moody’s(ムーディーズ)』:1.6% ⇒ 1.5%
『Fitch(フィッチ)』:1.2% ⇒ 1.2%
『韓国開発研究院』:1.8% ⇒ 1.5%
『IMF』:1.7% ⇒ 1.5%
(『IMF』は4回連続の引き下げ)
『韓国銀行』:1.6% ⇒ 1.4%
『Moody’s(ムーディーズ)』:1.6% ⇒ 1.5%
『Fitch(フィッチ)』:1.2% ⇒ 1.2%
『韓国開発研究院』:1.8% ⇒ 1.5%
※『Fitch』は2022年末時点から「1.2%」と見通しが低く、2023年03月時点で修正しませんでした
だったのですが、見通しの下方修正に『OECD』も加わりました。
企画財政部は「64兆ウォンを突っ込んでサービス収支を黒字化してやる」と息巻き、産業通商資源部は「何か輸出に役立つものはないものか探せ!」と躍起になっている現状です。
まさに「韓国必死だな」状態なわけですが、まもなく2023年も半分が終わります。予定されていた反転攻勢が下半期に始まるのかどうか、ご注目ください。
とりあえず企画財政部の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は「貿易収支は09月には黒字になると見ている」そうでので。
(吉田ハンチング@dcp)