先に『OECD』(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略:経済協力開発機構)が韓国の「2023年の経済成長率」の見通しを引き下げた件をご紹介しました。
『OECD』の最新の見通しは「1.4%」となったのですが、2023年06月12日、韓国のシンクタンク『現代経済研究院』がこれを下回る見通しを出しました。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット■ 2023年の韓国経済修正見通し
–景気回復勢いの発掘に注力しなければならない■概要
2023年、韓国経済は内外の景気不振で景気回復傾向が弱まり、経済成長率は昨年の2.6%より下落した1.2%を記録する見通しだ。経済主体の心理改善微弱、民間消費および投資不振、輸出景気回復遅延などで全般的な景気反騰の雰囲気づくりが容易ではないとみられ、2023年の経済成長率は既存の見通し1.8%から1.2%に下方修正した。
⇒参照・引用元:『現代経済研究院』公式サイト「【懸案と課題】2023年韓国経済修正展望-景気回復モメンタム掘り起こしに注力しなければならない」
『現代経済研究院』は、経済成長率の見通しを当初の「1.8%」から「1.2%」に大幅に下方修正しました。
なぜこのような予測に至ったかというと、以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『現代経済研究院』公式サイト「【懸案と課題】2023年韓国経済修正展望-景気回復モメンタム掘り起こしに注力しなければならない」
民間消費が当初予測よりも回復せずに「2.2%」にとどまり、建設投資が「0.5%」と回復が遅れ、企業の設備投資はマイナス成長の「-0.3%」になると読んでいるからです。
韓国に最も重要な輸出入ですが、その増加率はどちらもマイナス。ただ、輸出増減が本当に「-6.1%」で済むかどうかは疑問です。
上期:-13.0%
下期:+1.2%
としていますので、2023年下期には輸出が少しプラスに戻ると読んでいます。果たしてこれが当たるかどうかです。対中国輸出の不透明さが増しているのに大丈夫でしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)